「FMV LIFEBOOK TH90/P」――4スタイル変形+IGZO液晶+筆圧ペンが魅力の13.3型Ultrabookを徹底検証(使い勝手編):注目PC詳細レビュー(2/3 ページ)
富士通が長年培ってきた技術とこだわりを結集したというコンバーチブルタイプの13.3型Ultrabook「FMV LIFEBOOK TH90/P」。その実力をじっくりと試してみた。
ボディと製品概要(2):高精細なIGZO液晶、ゆとりあるキーボード
続いてボディの外観や液晶ディスプレイ、キーボード、ソフトウェアまわりを写真とともにチェックしよう。

















サイズ感チェック:超圧縮ソリッドコア構造の薄型で堅牢なボディ
FMV LIFEBOOK TH90/Pのボディサイズは320.8(幅)×235(奥行き)×17.1〜19.3(高さ)ミリ、重量は約1.59キロ(実測値で1579グラム)だ。凝ったヒンジ機構を備えるぶん、13型クラスの画面を搭載した普通のUltrabookよりフットプリントは少し大きめで、重量も重めといえる。同画面サイズの2in1デバイスとして、携帯性は許容できるギリギリのところかもしれない。
フットプリントが大きい半面、スリムさが際立つが、貧弱な印象は皆無だ。パームレスト面と底面を箱のようにかみ合わせつつ、ボディ内部の隙間を徹底的に排除することで、堅牢性を高める「超圧縮ソリッドコア」構造を、同社14型Ultrabook「FMV LIFEBOOK UH」シリーズから継承している。パームレスト面はアルミニウムの削り出し、天面と底面にはマグネシウム合金を採用していることもあり、薄型でも強度は高い。
タッチパネル部には傷がつきにくく衝撃にも強い旭硝子の高強度ガラス「Dragontrail」を採用し、天板全体に約200kgf(重量キログラム)の重みや、天板の一点に約35kgfの重みがかかっても耐えられるタフさを備えている(MIL-STD準拠)。
底面に装着してあるリチウムポリマーバッテリーは容量が45ワットアワーで、約12.5時間の長時間バッテリー駆動をうたう。薄型Ultrabookではバッテリーを交換できない製品が大半なので、外出先でヘビーに使いたいユーザーにとって、この仕様はありがたいだろう。ACアダプタもスティック型で軽量(ケーブル込みの実測重量239グラム)なので、かさばらずスマートに携帯できる。


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