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デル、8型タブレットからフリップタイプの2in1ノートまで新モデル発表COMPUTEX TAIPEI 2014(1/2 ページ)

COMPUTEX TAIPEI 2014に合わせて価格競争力を重視したラインアップを投入したデル。しかし、Waves MAXXAudio Proの採用など、必要な機能は抜かりなく備えている。

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音響を重視した8型Androidタブレット

 デルは6月2日、Androidタブレットに2in1ノートPC、液晶一体型PCの新製品を発表した。今回登場するのは、Android 4.4“KitKat”を導入するタブレット「Venue 7」「Venue 8」と、2in1ノートPCの「Inspiron 11 3000」「Inspiron 13 7000」、そして、液晶一体型PCの「Inspiron 20 3000」だ。

 このうち、Venue 7は日本市場に出荷しないが、そのほかのモデルについては、Venue 8が7月、Inspiron 11 3000が6月上旬、Inspiron 13 7000が9月ごろ、Inspiron 20 3000が7月下旬にそれぞれ出荷を予定している。米国における価格は、Venvue 8が199.99ドルから、Inspiron 11 3000が449.99ドルから、Inspiron 13 7000は未定で、Inspiron 20 3000が349.99ドルからとなる。

Venue 7とVenue 8。日本ではVenue 8だけを出荷する

 Venue 8は、8型ワイド液晶ディスプレイを搭載して、本体サイズは130(幅)×216(高さ)×8.95(奥行き)ミリ。重さは約338グラムになる。この状態でバッテリーの容量は4550mAhだ。ディスプレイの解像度は1200×1920ピクセル。OSはAndroid 4.4だがプロセッサはインテルの「Atom Z3480(2.1GHz、2コア/2スレッド)を採用する。システムメモリはDDR3を1Gバイト用意し、ストレージとしては16Gバイトを確保する。また、本体にmicroSDメモリーカードスロットを備えて最大64GバイトのSDXCを利用できる。

 このほか、本体搭載のインタフェースにはMicro USBとヘッドセット端子、Micro SIMスロットを備える。ワイヤレス接続では、IEEE802.11ac準拠の無線LANをサポートするほか、Bluetooth 4.0、Miracastが利用できる。また、インテルのコントローラでLTEにも対応する。デルではAndroidを導入するVenueシリーズでエンターテイメント利用を重視しており、Venue 8でも音質補正技術のWaves MAXXAudio Proを導入する。

Venue 8の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)

同じく上面(写真=左)と底面(写真=右)

500ドルを切るフリップ機構2in1ノートPC

 Inspiron 11 3000とInspiron 13 7000は、ディスプレイを360度開いて、クラムシェルタイプのノートPCとして利用する形態から、テントのように立ててメディアプレーヤーのように使うスタイル、そして、スレート形状のタブレットとして使い分けることができる。使い勝手はレノボのYogaシリーズ、パナソニックのLet'snote MXシリーズと共通する。

 Inspiron 11 3000の本体サイズは299.98(幅)×200.98(奥行)×19.4(高さ)ミリで、重さは約1.39キロになる。ディスプレイサイズは11.6型ワイドで、解像度は1366×768ピクセルだ。IPS方式の液晶パネルとタッチパネルを組み込む。

 CPUは、Pentium N3530(2.16GHz/最大2.58GHz、4コア/4スレッド)、もしくは、Celeron N2830(2.16GHz/最大2.41GHz、2コア/2スレッド)を搭載。システムメモリはDDR3L 1333MHzを4Gバイト用意する。データストレージは容量500GバイトのHDDを内蔵する。

 本体搭載のインタフェースには、1基のUSB 3.0と2基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロット、そして、HDMIを備える。光学ドライブは内蔵しない。無線接続ではIEEE802.11acまで準拠する無線LANとBluetooth 4.0を利用できる。

Inspiron 11 3000は、ディスプレイを360度まで開くことでクラムシェルスタイルからテントスタイル、そして、タブレットスタイルとユーザーの利用目的に合わせて形状を変える

左側面に背面、そして、右側面

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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