「まるで掃除機」な2万回転ファンなど、スキマで光る新製品が続々:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
超高速回転ファンやオペアンプが交換できるDAC、PT3が2枚挿せるほぼmini-ITXマザーなど、ニッチながら強烈な存在感を持つ新製品が続々と登場した。とりあえずワクワクしておこう。
パナソニック製SSDやSIMスロットつきCeleron J1900マザーが登場
BUY MORE秋葉原本店に入荷していたのは、パナソニックの120GバイトSSD「RP-SSB120GAK」。価格は8980円だ。海外で流通しているモデルで、パッケージは中国語表記となっている。同店は「珍しいのとパナソニック製という安心感から、わりと好調に売れていますね」とコメント。
複数のショップに入荷したGiadaのCeleron J1900オンボードモデル「MI-J1900SL」も、変わり種のマザーボードとして注目されている。Thin Mini-ITXに適合するファンレス仕様のマザーで、電源はAC入力となっている。基板上にSIMスロットがついているが、対応する3G通信機能は非搭載だ。価格は1万4000円弱となる。パソコンハウス東映は「mSATAとSATA 2が使えるので選べるストレージ環境は幅が持てます。Thin Mini-ITXマザーの選択肢としても貴重です」と評価している。
また、同店はエアリアの「拡張ボードの旧世主 第二章」もプッシュする。PCI Express x1を2基のPCIに変換するライザーボードで、価格は6000円弱となる。PCI Express x1スロットの背面から伸ばしたUSB 2.0ケーブルで外部にあるPCIスロットと結ぶ構成だ。
「PCIスロット側にカードを固定する金具がついているので、外に置いても安定します。内部固定が前提だった“第一章”より設置の自由度は高いですね。古めの拡張カードをちょっと使いたいという場合に便利ですよ」と話していた。
関連記事
- 連載:週末アキバ特価リポート
- 連載:古田雄介のアキバPickUp!
- 2013年のアキバを振り返る(後編)
前編に続き、自作PC街としてのアキバの2013年を振り返る。残るテーマは「奮闘するWindows 8.1」「開拓を先導し続けるNUC」「週末の華であり続けたSSD」「街のプチ再編と新たな兆し」だ。 - 2013年のアキバを振り返る(前編)
自作PC街としてのアキバの2013年を、7つのテーマに分けて振り返ろう。前編のテーマは「レベル違いの円安値上げ」「熱い展開のグラフィックスカード」「小石もなかったHaswellの覇道」だ。 - アキバの深夜販売に300人――変わらない熱狂とちょっとした変化
Haswellこと第4世代Coreの深夜販売は予想以上のユーザーが集まり賑わった。その熱気の度合いや取り巻く環境の変化などの空気感をリポートしたい。 - パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
映画「電車男」がヒットした2005年。街の再開発が進み、思えばそのころから“自作の街・アキバ”の空気が変わっていった。当時の空気感を写真とともに振り返ってみよう。 - パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史
自作の街・アキバはこの10年でどんな変化を遂げたのか。街のキーポイント18カ所の変遷を追いかけてみよう。とにかく、写真とキャプションで。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.