レビュー
真打ちNAS「ASUSTOR AS-202TE」を導入する:最初の一歩(3/5 ページ)
前回、ASUSTOR(アススター)のNASキットを導入するときにモデルの選択に迷うようであれば「AS-202TE」がオススメと書いた。今回はNASは初めて、という人向けにAS-202TEの具体的な導入方法を紹介する。
最初の設定
設定が完了したら「スタート」を押してADM(ASUSTOR Data Master)にログインする。
ADMはブラウザに表示されたデスクトップを操作し、管理を行う。ADMのデスクトップ上には初期状態で11個のアイコンが並んでいる。
バックアップと復旧。ASシリーズのバックアップ/復旧、ASシリーズの前面USBに接続したUSBデバイスのバックアップなどを設定する(画面=左)。外部機器。ASシリーズに接続した外付けディスク、プリンタ、無線LANアダプタ、UPS、Bluetooth、光学ドライブを管理する(画面=右)
ファイルエクスプローラ。動作にはローカルドライブの内容表示のためJAVA環境が必要(画面=左)。サービス。ファイル共有サービスの他、WebやMySQL、rsyncなどを制御する。Windowsネットワークで利用されるActiveDirectoryもここで設定する(画面=右)
無線ネットワークの場合
無線ネットワークを使用する場合はこの時点で設定を行っておこう。
まず、背面のUSBポートに無線LANアダプタを接続。「外部機器>Wi-Fi」で正常に認識されていることを確認する。次に「設定>ネットワーク>Wi-Fi」で接続したら「設定>ネットワーク>一般」からデフォルトゲートウェイをWi-Fiに変更し、LANケーブルを抜く。再度、Control Centerからスキャンを行い、Wi-Fiで検出できることを確認する。
「設定>ネットワーク>一般」のデフォルトゲートウェイをLAN1からWi-Fiに変更(画面=左)。ASUSTOR Control Panelを再スキャンし、AS-202TEが検出されること、ネットワークがWi-Fiであることを確認(画面=右)
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