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36スレッド動作のXeonが登場! その影にAMD FXの新顔も……古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

最大36スレッドで動作するLGA 2011-v3対応の「Xeon E5」シリーズが一斉に登場し、各ショップで注目を集めている。時を同じくしてさりげなくデビューした「FX-8370」のことも忘れないであげてください。

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「どちらかといえば空気です」――AMD FXシリーズから3モデルがデビュー

 対するAMDも同時期にCPUの新モデルを投入している。Socket AM3+に対応する「FX-8370」と「FX-8370E」、「FX-8320E」の3モデルで、価格は順に2万4000円弱と2万4000円弱、1万8000円弱となる。いずれも8コア/8スレッドのCPUで、TDPはFX-8370が125ワット、末尾Eの2モデルは95ワット。動作クロックはFX-8370が4GHz(ターボコア最大4.3GHz)、FX-8370Eが3.3GHz(同4.3GHz)、FX-8320Eが3.2GHz(同4GHz)だ。

AMD「FX-8370」

 AMD FXシリーズの新製品は2014年3月の「FX-9590」単品発売以来。TDPが200ワット以下の“普通に使えるライン”でいえば、2012年12月登場の「FX-8300」以来となる。

 ただし、発売直後の注目度はそれほど高くないようだ。パソコンSHOPアークは「ハイエンド系ではLGA 2011-v3関連が盛り上がっていることもあって、どちらかといえば空気ですね」と明かす。

 別のショップも「AMDの中でも主流はAシリーズに移っているので、FXシリーズに注目する人はかなり限られてしまっています。実際のパフォーマンスなり割安さなり、何かしらの強みがあればいいんですけど」と手厳しい。

 なお、Aシリーズにも新製品があり、A4最上位となる「A4-7300」(標準3.8GHz、TDP 65/45ワット)が加わっている。価格は5000円弱だ。

AMD「FX-8370E」と「FX-8320E」

パソコンショップ・アークのAMD FXシリーズ価格表(写真=左)とAMD「A4-7300」(写真=右)

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