円安によるパーツの高騰が進むも、「そんなでもないですし」の声:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
9月からの円安の影響でストレージ類やメモリの価格が値上がりしている。売れ行きにも変化が出ているが、そこまで目立つ動きはないらしい。曰く「今まで散々経験してきているから?」
Surface Pro 3 Core i3モデルや500ワットのTITANUM電源がカミングスーン!
最後に、まもなく登場する注目の新製品を紹介したい。
タブレットを扱う複数のショップでは、マイクロソフトの「Surface Pro 3 Office Premium+Office 365サービス搭載モデル」の予約販売がスタートしている。Surface Pro 3は7月にCore i7/i5モデルが売り出されているが、今回の新モデルは初めてのCore i3搭載モデルとなる。最新版のOfficeスイーツをプリインストールし、予価は10万円弱だ。なお、既存のCore i7/i5搭載モデルも価格据え置きでOfficeが最新版に切り替わる。
ツクモ電機各店では、玄人志向の80PLUS TITANUM電源2モデルを10月10日に発売する予定だ。定格500ワットの「KRPW-TI500W/94+LE」が1万5984円、定格600ワットの「KRPW-TI600W/94+LE」が1万8144円となる。国内で出回っている80PLUS TITANUM電源は、これまでコルセアの定格1300ワットモデル「AX1500i」のみで、低容量帯では初となる。
TSUKUMO eX.は「プラグインではないものの、低容量でも高品位電源が使いたいという人は少なからずいらっしゃるので、結構ヒットするのではと期待しています」と話していた。
なお、同店では9月後半からギガバイトの超小型ベアボーン「BRIX Gaming GB-BXi5G-760」の販売予約も実施している。当初は9月27日発売予定だったが、10月初旬に延期されていた。金曜日の時点で予約可能台数は3台。「小型ベアボーンとしては値が張るためニッチな売れ方をしていますが、存在感はあります」とのことだ。
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