「1年前とも2年前とも全然違います」――超小型ベアボーンの現状:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
ASUSTeKの「Vivo PC」やShuttle「XPC」の新モデルが登場し、インテル「NUC」の特価が複数店で実施されるなど、超小型ベアボーンが活発だ。しかし……
取っ手つきの大拡張ケース「Graphite Series 380T」など、カラフルなmini-ITXケース2連発
TSUKUMO eX.のPCケース売り場では、コルセアのmini-ITXケース「Graphite Series 380T」がプッシュされていた。価格はブラックが1万9958円で、ホワイトとイエローは2万1384円となる。
ATX電源や最長290ミリの拡張カード、最高150ミリまでのCPUクーラーが組み込める仕様で、240ミリ長までの水冷クーラーも搭載できるほど高拡張な仕様となっている。そのうえ、上部に持ち運び用の取っ手がついており、左右側面とフロントパネルがツールフリーで開閉できるのも特徴だ。サイズは356(幅)×395(奥行き)×292(高さ)ミリとなる。
同店は「フロント14センチ、リア12センチのファンも備えていて、排熱の多い環境にも対応できるタフなデザインになっています。メンテナンスもしやすいので、まあ、LANパーティはしないまでも、色々とならではの強みが実感できるケースだと思います」と話していた。
カラフルなmini-ITXケースといえば、ライジンテックからも「METIS」が登場している。バリエ―ションはブラックとレッド、シルバー、ブルー、ゴールド、グリーンの6色で、価格はいずれも8000円弱。190(幅)×277(奥行き)×244(高さ)ミリのコンパクトなケースながら、ATX電源や最長170ミリの拡張カード、高さ160ミリのCPUクーラーが組み込める。
パソコンショップ東映は「側面から吸気してリアに流すというエアフローが作れるので、ある程度ハイスペックな構成でも安心です。ヘアライン加工のアルミパネルもしっかり仕上げていて、値段もこなれているので、定番になり得る製品かなと思いますね」と期待を寄せていた。
関連記事
- 連載:週末アキバ特価リポート
- 連載:古田雄介のアキバPickUp!
- 2013年のアキバを振り返る(後編)
前編に続き、自作PC街としてのアキバの2013年を振り返る。残るテーマは「奮闘するWindows 8.1」「開拓を先導し続けるNUC」「週末の華であり続けたSSD」「街のプチ再編と新たな兆し」だ。 - 2013年のアキバを振り返る(前編)
自作PC街としてのアキバの2013年を、7つのテーマに分けて振り返ろう。前編のテーマは「レベル違いの円安値上げ」「熱い展開のグラフィックスカード」「小石もなかったHaswellの覇道」だ。 - アキバの深夜販売に300人――変わらない熱狂とちょっとした変化
Haswellこと第4世代Coreの深夜販売は予想以上のユーザーが集まり賑わった。その熱気の度合いや取り巻く環境の変化などの空気感をリポートしたい。 - パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
映画「電車男」がヒットした2005年。街の再開発が進み、思えばそのころから“自作の街・アキバ”の空気が変わっていった。当時の空気感を写真とともに振り返ってみよう。 - パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史
自作の街・アキバはこの10年でどんな変化を遂げたのか。街のキーポイント18カ所の変遷を追いかけてみよう。とにかく、写真とキャプションで。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.