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円安によるPCパーツの値上がり、アキバで本格化:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
先週から続く急激な円安により、PCパーツの値上がりが始まっている。ここ最近の円相場に慣れた感のあるアキバ界隈でも「さすがに今回の影響は大きすぎる」との声が聞かれた。
GDDR5メモリ8Gバイト搭載のRadeon R9 290Xカードが登場、即品薄に!
先週はハイエンド系グラフィックスカードの新製品が豊富だった。特に話題になっていたのは、SapphireのRadeon R9 290X搭載モデル「VAPOR-X R9 290X 8GB GDDR5 PCI-E TRI-X(UEFI)」だ。GDDR5メモリを、シングルGPUでは珍しく8Gバイトも積んでいるのが最大の特徴となる。価格は7万6000円前後。入荷数が少ないこともあり、即座に売り切れとなるショップが相次いでいる。TSUKUMO eX.は「研究目的で買われていく方が多いようです。R9 290Xは演算処理に定評があるので、大容量メモリもそこに生かされるのではないでしょうか」と話していた。
NVIDIA勢では、ギガバイト「GV-N980WF3OC-4GD」とGALAX「GF PGTX980-SOC/4GD5」という、ともに3連ファンを搭載したGeForce GTX 980のオーバークロックモデルが登場している。価格は順に8万円前後と7万5000円弱だ。
パソコンSHOPアークは「効率的に冷却して高クロックで回したい人にかなりラインアップが充実してきましたね。GALAXのモデルは補助電源が8ピン×2基になっているのもポイントです」と語る。
そのほか、ZOTACからはGeForce GTX 970搭載の「GeForce GTX 970 AMP! Extreme Edition」も売り出されている。価格は6万3000円前後だ。
ギガバイト「GV-N980WF3OC-4GD」(写真=左)。GALAXY「GF PGTX980-SOC/4GD5」(写真=中央)。ZOTAC「GeForce GTX 970 AMP! Extreme Edition」(写真=右)
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