検索
ニュース

「これぞ規格外」――水冷クーラーつきのGTX 980カード3枚セットが登場古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

箱が一般的なPCケースのもより大きく、価格は43万円台で、国内入荷数は1ケタ……ツッコミどころ満載の超ハイスペックパーツがギガバイトから登場した。冬ボでいかが?

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

Seasonicから久々の1000ワット超電源が一気に4モデルデビュー!

 先週は電源ユニットの新製品が多かったが、なかでも目立っていたのはSeasonicの1000ワット超モデルだ。80PLUS PLATINUM認証の「SS-XP3」シリーズからは、定格1200ワットの「SS-1200XP3」と1050ワットの「SS-1050XP3」、80PLUS GOLD認証の「SS-XM2」シリーズからは1250ワットの「SS-1250XM2」と1050ワットの「SS-1050XM2」がラインアップに加わった。価格は順に4万7000円前後と4万円強、4万2000円前後と3万7000円弱となる。定格1000ワット超のSeasonic電源は元々数が少なく、店頭在庫は860ワットまでというショップが多かった。1000ワット超のモデルは2012年3月の「SS-1050XM」ぶりとなる。

Seasonic「SS-1200XP3」と「SS-1050XP3」(写真=左)。Seasonic「SS-1050XM2」(写真=右)

 全体の容量に加え、様々な強化点も評価されていた。なかでも改良した準ファンレス機構「ハイブリッド・サイレントファンコントロール機能」に注目する店員さんは多い。低負荷時は無回転で中負荷時は低速回転、高負荷時は負荷の度合いによって回転数を引き上げていくという仕組みは前シリーズから搭載していたが、新製品は、低速回転から無回転に切り替わるタイミングをあえて遅らせているのが特徴だ。「負荷が高いときに発生した熱を逃しきるために、負荷が下がったあともしばらくファンを回転させておくようにしていますね。高品質を保つのに効果的だと思います」(TSUKUMO eX.)

 そのほか、内部に銅製のシールドを入れることで電力出力を安定させるといった処理も施されている。BUY MORE秋葉原本店は「CPUもGPUも低消費電力化しているのでそこまで大容量を求める人は以前より少なくなっていますが、逆にいえば1000ワット級の電源に求められる構成が上がってきていますからね。こうした細かな品質向上に注目しているお客さんはけっこう多いと思いますよ」と、新製品のヒットを期待していた。

パッケージ正面にハイブリッド・サイレントファンコントロール機能」の図解が印刷されている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る