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AirよりChiが断然いい! とCEOが自慢する2in1「ASUS Transformer Book Chi」シリーズ発表2015 CES(1/2 ページ)

CES参加企業の説明会が集中する開幕前日に、CES会場から遠く離れてたホテルでASUSが説明会を開催。主役は2in1 PCとZenFone 2だ。無理してきてよかったー!

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出荷開始は2月から。日本向けは未定

 ASUSTeK Computerは、1月5日(現地時間)に米ラスベガスで説明会を開催。COMPUTEX TAIPEI 2014で披露した着脱式2in1 PC「ASUS Transformer Book Chi」シリーズの12.5型モデル「ASUS Transformer Book T300 Chi」について詳細を明らかにし、新たに10.1型モデル「ASUS Transformer Book T100 Chi」と8.9型モデル「ASUS Transformer Book T90 Chi」も発表した(同時発表の「ZenFone 2」は別記事を参照のこと)。

 いずれもキーボードユニット着脱式の2in1デバイスで、薄型アルミボディとファンレス設計を特徴とする。北米における実売予想価格は、T300 Chiで解像度2560×1440ピクセルのモデルが799ドル、1920×1080ピクセルのモデルが699ドル、T100 Chiが399ドル、T90 Chiが299ドルの見込みだ。出荷開始は2月からの予定。なお、3機種とも日本市場への出荷は明らかにしていない。

3モデルが登場する「ASUS Transformer Book Chi」シリーズ

Core Mを採用した12.5型「ASUS Transformer Book T300 Chi」

 T300 Chiは12.5型ディスプレイとCore MのCPUを採用したモデル。CPUにCore M-5Y71(1.2GHz/最大2.9GHz、2コア4スレッド、TDP 4.5ワット)、またはCore M-5Y10(0.8GHz/最大2GHz、2コア4スレッド、TDP 4.5ワット)を採用し、システムメモリは4Gバイト、または8Gバイトを載せる。データストレージは容量64Gバイト、または128GバイトのSSDを搭載するほか、オンラインストレージサービスとして、ASUSのWebStorage Unlimitedを1年間無料で使えるライセンスが付属する。ディスプレイの解像度は2560×1440ピクセルまたは1920×1080ピクセルだ。

Core MシリーズのCPUを採用した12.5型ディスプレイ搭載2in1 PC「ASUS Transformer Book T300 Chi」

 本体サイズは317.8(幅)×191.6(奥行き)×7.6(厚さ)ミリで重さは約720グラム。キーボードユニットを含めたサイズは、265(幅)×174.5(奥行き)×16.5(厚さ)ミリで重さは約1420グラムだ。この状態でバッテリー駆動時間は8時間を超えると説明している。無線接続では、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。また、有効200万画素のインカメラを内蔵する。

本体搭載のインタフェース。Windowsボタンはハードウェアボタンを側面に配置し、Micro USB 3.0とMini HDMI出力を備える

本体とキーボードユニットは2つの金具を差し込むことで位置を定めた上で磁力で固定する。金具の差し込みはきつくなく、“スッと入ってカチッと密着”という感触だった。なお、本体とキーボードの接続はBluetoothを利用している

本体背面は、非光沢でラバーのような質感だった。本体を持っても滑ることなく保持しやすい。T300 Chiは背面にカメラを持たない(写真=左)。本体を反対向きに固定して、メディアプレーヤーのような設置も可能だった。ただし、ASUSがサポートするか否かは確認できず(写真=右)

説明会では、ASUSのジョニー・シーCEOがChiシリーズの概要を紹介したが、そこでは、Appleの「MacBook Air」や「iPad Air」をかなり意識した比較を行っていた

シー氏は、MacBook Airより高い画面密度や表示可能色域の広さをアピールする

さらに、iPad Airと比べて約2倍、Lenovoの2in1「YOGA 3 Pro」も上回る処理能力を訴求する(ただし、製品カテゴリーやプラットフォーム世代が異なることは留意したい)

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