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選りすぐりのGTX 980を積んだ最強OCカードが登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

先週の目玉は「最強グラフィックス」。ブースト1418MHzを誇るグラフィックスカード「GF PGTX980/4GD5 HOF」が売り出されたほか、外部グラフィックスカードがフル帯域で使えるゲーミングノート「GS30 M2 Shadow」の展示も始まっている。

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外部GPUがx16接続で使える、MSIノート「GS30 M2 Shadow」の展示が始まる

 GF PGTX980/4GD5 HOFに匹敵するインパクトを放っているのが、MSIのゲーミングノート「GS30 M2 Shadow(+G-Dock)」だ。先週末からパソコンショップ・アークのデモコーナーでデモ展示を行っている。1月23日発売予定で、価格は23万9800円となる。

パソコンSHOPアークで展示中のMSI「GS30 M2 Shadow」

 GS30 M2 Shadowは、Core i7-4870HQや16Gバイトメモリ、256GバイトSSDを搭載した13.3型フルHDノート。単体でもゲーミングPCとして使えるが、付属の「G-Dock」と接続することで様々な性能がグレードアップできるところに本領がある。

 G-Dock内部には、PCI Express 3.0 x16スロットとSATA接続の3.5インチベイが1基ずつあり、ギガビットLAN「Killer E2200」や2.1chスピーカーなども搭載。デスクトップ用のグラフィックスカードやHDD/SSDを別途組み込むことで、描画性能を高めたり、ストレージを拡充したりできる。

 なお、G-Dock接続時はノート側のグラフィックス(CPU内蔵GPUのIris Pro Graphics 5200)がオフになり、液晶画面も機能しない。このため、G-Dock側のグラフィックスカードに外部ディスプレイをつなぐ必要がある。

 同店は「家ではリビングのテレビにつないでゲームをプレイして、どこかに行くときは分離して本体だけ持ち出すといったスタイルが可能です。便利に使うにはそれなりに環境を整える必要がありますが、x16のフル帯域を使って外部グラフィックスが組み込めるメリットは大きいと思います」とプッシュしていた。

 なお、外部のグラフィックスカードで増強する製品としては、デルのALIENWAREノート向けオプションユニット「Graphics Amplifire」(直販3万2184円)がある。こちらは外部GPU経由でもノートの液晶画面が使えるが、帯域がPCI Exress 2.0 x4となる制限がかかる。それぞれ特徴が異なるが、ノートPCでもデスクトップ向けのパーツが使える環境が充実してきたのは確かだ。

デモ機は、GeForce GTX 970で動作していた

G-Dock単体。上部のドックに本体を接続する

G-Dockの側面。USB3.0端子を4基備える。反対側にはグラフィックスカードのブラケットや電源コネクタがある

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