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最新の定番構成で固めた高性能タワーマシン「MDV-GZ7550X」を駆るGTX 960搭載で高コスパ(1/3 ページ)

マウスコンピューターのタワー型ハイエンドモデル「MDV-ADVANCE」シリーズにNVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 960」を搭載したモデルが登場。クリエイティブ用途からゲームまでオールラウンドに使えてコスパ抜群!

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ココが「○」
・ゲームからオフィスまで幅広い用途に対応できる高性能
・光学ドライブ、カードリーダーを装備
・コストパフォーマンスも優秀
ココが「×」
・PCI Express接続のSSDは選択不可
・タワー型でボディは置き場所を選ぶ
・静音性はいまひとつ

ハイエンドタワーシリーズにGeForce GTX 960搭載モデルが登場

 マウスコンピューターの「MDV-ADVANCE」シリーズは、高性能CPUとグラフィックスカードを搭載したタワー型のハイエンドデスクトップPC。長野県飯山市で1台ずつ組み立てられる飯山生産による安心感も特徴だ。

 ラインナップは、Intel X99チップセットを搭載したXシリーズと、Intel Z97チップセットを搭載するZシリーズの2系統で展開されており、それぞれグラフィックスカードの異なるベースモデルが用意されている。構成はBTOで柔軟にカスタマイズできる。

NVIDIAの新GPUであるGeForce GTX 960を搭載した「MDV-GZ7550X」

 今回はNVIDIAの最新ミドルレンジGPUとして注目を集めるGeForce GTX 960を搭載したMDV-ADVANCE Zシリーズのベースモデル「MDV-GZ7550X」を評価機として入手した。さっそく内容をチェックしつつ、性能を検証しよう。

使い勝手に優れたタワー型ケースを採用

 MDV-ADVANCEシリーズのケースサイズは、190(幅)×490(奥行き)×410(高さ)ミリだ。ATXフォームファクターのタワー型ケースとしては比較的小さめで扱いやすい。

 ブラックを基調にシルバーを差し色として使用。フロントのカバーはマットブラック、フロントのサイドは光沢ブラックと、ブラックの部分も素材と仕上げで変化を付けた上質感のある外観が印象的だ。

 5インチベイしたの溝の部分がパワーランプ/アクセスランプを兼ねていて、電源オン字は青色になり、ストレージアクセス中は紫色になる。なお、フロントのカバーについては、BTOで通気性の良いメッシュパネル仕様も選択することが可能だ。

 前面端子は、2基のUSB 3.0とヘッドフォン、マイクのほか、SDメモリーカード(SDXC対応)ほか10メディアに対応したカードリーダー/ライターを標準で装備している。ノートPC、あるいはデジタルカメラなど周辺機器からのデータの取り込みもスムーズに行なえる。ネット経由や直接接続などほかにも方法はあるとはいえ、こういったカードメディアの読み書きがすぐにできるのは便利だ。

本体前面/背面。フロントマスクは、光沢ブラックとマットブラックを使い分け、なかなか上質感ある仕上がり。一番上の5インチベイに光学ドライブ(標準構成ではDVDスーパーマルチドライブ)を搭載している。前面端子は、2基のUSB 3.0のほか、SDメモリーカード(SDXC対応)など10種類のメディアに対応するカードリーダー/ライターも装備。前面端子上方の溝の中央部がインジケータになっており、電源オン中は青色に、ストレージアクセス時には紫色に光る

 内部構造はシンプルで、ゆとりをもってパーツが配置されている。電源のボトム配置は、ケースの重心が安定することに加えて、放熱面でも合理的(暖められた空気は上昇するため背面上部の排気に好都合)。サイド向きの4基の3.5インチシャドウベイには樹脂性のドライブホルダーが用意されており、工具なしで3.5インチHDDを着脱できる。このホルダーには2.5インチHDD/SSDもネジで取り付けられる。

 電源ユニットは、標準で500ワットの80PLUS Silver電源を搭載しているが、BTOでは合計6種類から選べる。700ワット(80PLUS Bronze/Gold)や850ワット(80PLUS Platinum)のほか、1200ワット(80PLUS Gold)も用意されており、将来的に大幅な拡張を想定している場合にも対応できる。

本体左側面と内部。電源のボトム配置は重心が安定するうえ放熱効率化にも有利だ。ケースファンは背面に12センチファンが1基搭載されているが、前面にも装着スペースがある。マザーボードは、MSI製のZ97チップセット搭載モデルで、型番は「Z97-S01」。拡張スロットとして、PCI Express 3.0 x16が2本(うち1本は使用済み)、PCI Express 2.0 x1が4本ある。ドライブベイは、標準で5インチベイが2基、3.5インチシャドウベイが5基空いている。3.5インチHDDをツールレスで着脱できるドライブホルダーには2.5インチSSD/HDDを固定するネジ穴もある。なお、評価機は500ワット/80PLUS Silver認証の電源ユニット「FSP500-50ERN」を搭載していた。仕様表によると、+12ボルト系は1系統で最大出力は39アンペアとある

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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