Broadwell版NUCとBRIXにCore i5モデルが登場！：古田雄介のアキバPickUp！（2/4 ページ）

新型NUCはCore i3、BRIXはCore i7モデルが2月に先行投入されたが、先週ようやくラインアップが拡充された。ハイスペック系超小型ベアボーンのトレンドに注目したい。

[古田雄介＆ITmedia アキバ取材班，ITmedia]

Broadwell版のCore i5＆i3を搭載したBRIXが店頭に並ぶ

　BRIXの新モデルは2種類だ。2月後半に登場したCore i7モデル「BRIX GB-BXi7-5500」（7万5000円前後）の下位に位置する、Core i5-5200U搭載の「GB-BXi5-5200」とCore i3-5010U搭載の「GB-BXi3-5010」で、価格は順に5万4000円前後と4万2000円前後となる。いずれも、GB-BXi7-5500と同じくストレージはmSATA（6Gbps）を用いる。M.2スロットは無線LAN＆Bluetoothアダプタで使用済みだ。

ギガバイト「GB-BXi5-5200」と「GB-BXi3-5010」

　入荷したドスパラ パーツ館は「M.2と比べて速度の上限は低いですが、流通量の多くて割安なmSATA SSDが使えるのがポイントです。リーズナブルにそこそこのマシンが組めるということで、売れ方に注目したいですね」と語る。

　パソコンSHOPアークも「mSATA SSDでも十分速いですし、究極を目指すのでなければこちらのCore i5やi3モデルでもかなり使えると思います。ラインアップ自体の需要はあると思いますが、あとは価格との折り合いですかね。こればっかりはしばらく様子を見ないとわからないところがあります」と話していた。

　省電力性とグラフィックス性能が向上したBroadwell搭載モデルがハイスペック側を盛り上げて二極化傾向を強めるか、従来タイプで割安なCeleronモデルが支持を集めて一極化するか。今後の動向に注目したい。

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