「ロマンがすごいです」――10ギガビットLANを2基搭載するマザーが登場:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
ASRockの超ハイエンドマザー「X99 WS-E/10G」が、その機能と価格で評判となっている。10ギガビットLANとPCIeブリッジチップを2基搭載しており、価格は11万5000円前後だ。
ASUSTeKにInno3D、ショート基板のGTX 970&960カードが続々と店頭に並ぶ
グラフィックスカードは、ショート基板を採用した新モデルも目立っていた。ASUSTeKから登場したのは、GTX 970搭載の「GTX970-DCMOC-4GD5」とGTX 960搭載の「GTX960-MOC-2GD5」。価格は順に4万8000円前後と3万3000円前後。
GTX970-DCMOC-4GD5は基板とクーラーを長さ170ミリにまとめており、2スロット分の厚みにまとめている。TSUKUMO eX.は「mini-ITXマザーと同じ長さなので、小型マシンでは使いやすいと思います。ただ、あまり高負荷をかける使い方だと排熱が厳しくなる危険があるので、そのあたりを考慮して組み立てるのがいいと思います」とアドバイスする。
GTX960-MOC-2GD5も170ミリ長にまとめている。こちらもシングルファンによる冷却構造を採用しており、厚みは2スロット分に抑えている。GDDR5メモリは2Gバイトだ。BUY MORE秋葉原本店は「排熱の心配がそれほど大きくはないので、コンパクトなマシンに気軽に組み込めるのはむしろこっちかもしれません」と話す。
そのほか、Inno3DからはGDDR5メモリを4Gバイト積んだショート基板のGTX 960カード「N960-3SDV-M5CN」が登場している。こちらも17センチ長の2スロット厚で、価格は3万5000円前後だ。
パソコンSHOPアークは「最近のGTX 960カードのトレンドを全部盛りした感じのカードです。4Gバイトが必要な使い方はさておいて注目を集めているスペックではあるので、価格が目立って高いわけでもないので、人気が出そうではありますね」と話していた。
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