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「LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB」の軽さにまたしても驚くこれぞLaVie Zの直系(2/3 ページ)

LaVie Hybrid ZEROには、2in1モデルのほかに軽量重視のクラムシェルモデルがある。実機を持ってその軽さに驚くのはいつものことだが、さてその実力は?

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軽いが作りは剛性十分。外出時に安心して使える

 本製品の最大の特徴といえる約779グラムの重さだが、これは「13.3型ディスプレイ搭載ノートPCとして最軽量」を訴求するだけあって、とにかく軽い。実物を持ってみると、あまりの軽さに「本当に中身が入っているのか?」と“いつも”思ってしまうほどだ。

 購入時の比較対象となるであろう主なノートPCと比べてみたが、やはり群を抜いて軽い。10.1型ディスプレイを搭載する2in1 PCの「Let's note RZ4」とほぼ同じ重量しかない。

主なノートPCとの重量比較
メーカー 機種名 タイプ 液晶サイズ 解像度 重量
NEC LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB クラムシェル 13.3型 2560×1440ピクセル 779グラム
NEC LaVie Hybrid ZERO HZ750/AAB 2in1 13.3型 2560×1440ピクセル 926グラム
東芝 dynabook KIRA V73/V63 クラムシェル 13.3型 1920×1080ピクセル 1100グラム
Lenovo YOGA 3 Pro 2in1 13.3型 3200×1800ピクセル 1190グラム
ASUS ZENBOOK UX305FA クラムシェル 13.3型 1920×1080ピクセル 1200グラム
アップル MacBook Air クラムシェル 13.3型 1440×900ピクセル 1350グラム
パナソニック Let's note RZ4 2in1 10.1型 1920×1200ピクセル 745グラム

 上位モデルの「HZ750/AAB」は、360度開くタイプの2in1 PCだったが、本製品はクラムシェルで固定のタイプで、ディスプレイは最大開いて180度をやや超えるぐらいだ。本製品の購入を検討するユーザーは、「タブレットとして使えることよりも軽さ優先」であるだけに、キーボードの使い勝手は重視する場合が多い。実際にキーボードをタイプしてみると、最下段のキーを中心にやや幅狭なキーがあるものの、キーを押してもがたつくところはない。

ディスプレイは最大で180度をちょっと超えるが360度は開かない

キーボードはアイソレーションタイプでキーピッチが18ミリ、キーストロークは1.2ミリを確保している

 ディスプレイは2560×1440ピクセルの13.3型ワイドサイズだ。高解像度なので、大きなワークシートを開いたり、ウィンドウを何個も開いて本格的な作業でも十分使える。タッチパネルではないが、その分、ノングレア(非光沢)処理を施している。ノングレアパネルは外光の映り込みが少なく、目の負担が小さいので、長時間画面と向き合うことの多いビジネスユーザーにとってはむしろメリットといえそうだ。

ディスプレイサイズは13.3型で解像度は2560×1440ピクセル。IGZOを導入してアイドル時や静止画表示時の消費電力も抑えている

 なお、本体搭載のインタフェースが2基のUSB 3.0と少なく感じるかもしれないが、携帯利用がメインの場合、持ち運ぶ接続周辺機器も限られるため、評価作業中も大きな不満もなく使えていた。

正面

背面には内部で発生した熱をファンで放出する排気口を設けている

左側面には、電源端子、パワーボタン、音量調整ボタンを搭載する

右側面にはヘッドセット端子、SDメモリーカードスロット、2基のUSB 3.0、HDMI出力を配置する

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