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ゼロから分かる初めての仮想環境――ASUSTOR NASで仮想ストレージを構築する仕事で使うNAS 第6回(2/6 ページ)

ASUSTOR NASは現在の代表的な仮想プラットフォームであるVMware、Citrix、Hyper-Vを正式にサポートしている。仮想環境は初めて、という人にASUSTOR NASを使った構築方法を紹介しよう。

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ソフトウェアのダウンロード

 まずはVMware vSphere HypervisorおよびVMware vSphere Clientのダウンロードから行う。ダウンロードにはVMwareへの登録が必要となる。

VMwareのダウンロードセンター。ダウンロードにはアカウントの作成が必要なので右側のフィールドに名前、メールアドレスを入力して「続行」をクリック

必要情報を入力し、利用規約に同意して登録

登録確認メールが送られてくるのでしばらく待つ

登録確認メールにActivate用リンクがあるのでそれをクリック

登録情報で入力したパスワードを入力する

アカウントのアクティベートが完了。ダウンロード可能になる

 ダウンロードセンターからは「ESXi ISO image (Includes VMware Tools)」と「VMware vSphere Client」の両方をダウンロードしよう。

 なお、VMware vSphere HypervisorはVMware ESXi(有償)の無償版の名称だ。情報ソースによっては「無償版ESXi」というような呼ばれ方をすることもあるので適宜読み替えてもらいたい。

VMware vSphere Hypervisorのインストール

 VMware vSphere HypervisorのインストーラはISOイメージなので、いったんCD-RやDVD-Rに焼く必要がある。そうして出来上がったメディアから起動し、画面に従ってインストールを行う。

インストールメディアから起動するとブートメニューが表示されるのでインストーラを選択

インストーラが読み込まれる

VMware vSphere Hypervisorのインストール画面。ESXiと表記されているとおり、互換性に関してもESXiに準拠する

EULAが表示されるので、内容を確認して同意する場合は「F11」を押して進める。

デバイスがスキャンされ、インストール先を検索する

ローカルディスクが見つかったので、これをインストール先として選択

インストール先にパーティションが残っていた場合には警告が表示される。消去しても問題なければエンターキーを押して続行

キーボードの選択。スクロールバーがないが、ずっと上の方に移動させると「Japanese」もある

rootパスワードを設定する。ここで設定したパスワードはVMware vSphere Clientからの接続時にも使用する

インストール先の最終確認。問題なければF11を押してインストールを開始する

インストール開始。しばらく時間がかかる

インストールメディアを取り出してリブートすればVMware vSphere Hypervisorが起動する。この時点では60日間限定の試用版なので、永続的に利用する場合はこの後の手順でライセンスキーを入力する

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