レビュー
Core i5にBlu-rayで7万9800円──「HP Pavilion 23」の“費用対効果”に驚く(後編):この価格でこの処理能力とは(2/3 ページ)
日本HPの2015年夏モデルで登場した23型ディスプレイ一体型PCを検証する後編では、処理能力と“騒音”をじっくりとチェックする。
設定次第でFF14もいけるグラフィックス処理能力
CrystalDiskMark 3.0.3でストレージ性能を測ったところ、シーケンシャルリード198Mバイト/秒、同ライトが179Mバイト/秒と充分に満足できる結果を出した。HDDの動作音も静かだった。
実際のアプリケーション動作からシステム全体のパフォーマンスを評価するPCMark 7の総合スコアは、3173と少し控えめだ。3D描画性能を測る3DMarkは、Ice StormのGraphicsスコアで43488をマーク。一方、Cloud Gateで4891、負荷の高いFire Strikeでは608にとどまった。
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマークを試したところ、1280×720ピクセルの標準品質(ノートPC)で2886「やや快適」の指標となっている。より高品質設定での1920×1080ピクセルの高品質(ノートPC)設定で1482「設定変更が必要」という結果で、十分なフレームレートは得るのは難しそうだ(いずれも、DirectX 9でのデータ)。
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク | ||||
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解像度 | 画面表示 | 画質設定 | FF14スコア | 評価 |
1280×720 | ウィンドウモード | 高品質(ノートPC) | 1742 | 設定変更を推奨 |
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質(ノートPC) | 2886 | やや快適 |
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質(デスクトップPC) | 2738 | やや快適 |
1920×1080 | フルスクリーンモード | 高品質(ノートPC) | 897 | 動作困難 |
1920×1080 | フルスクリーンモード | 標準品質(ノートPC) | 1482 | 設定変更が必要 |
1920×1080 | フルスクリーンモード | 標準品質(デスクトップPC) | 1479 | 設定変更が必要 |
ベンチマークテストの概要
- パフォーマンステスト
- Windowsエクスペリエンスインデックス(PC総合評価)
- CINEBENCH R15(CPU性能評価)
- CINEBENCH R11.5(CPU性能評価)
- Crystal Disk Mark 3.0.3(ストレージ性能評価)
- PCMark 7 1.4.0(PC総合評価)
- 3DMark 1.2.362(3D性能評価)
- ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(3D性能評価)※DirectX 9での動作
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
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