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Maker Faire Tokyo 2015で今回もEdison推しだったインテル:「i4004」を動かす試みも(2/3 ページ)
モノづくりを思いっきり楽しんでしまえと盛り上がるファンイベントで、インテルは前回に続いてEdisonが主役。しかし、最古のCPUを動かそうとする一団もいた。
EdisonとLEGOのコラボレーションで多彩な工作が登場
インテルは、MFT2015でLEGOとのタイアップで、工作ワークショップも用意していた。この小学生が対象のワークショップでは、LEGOとタイアップしたEdison工作を行っており、参加者は「LEGO用Edisonホルダー」を3Dプリンタで作成していた。このホルダーがあるとLEGOとの親和性が一段と高まる。
また「現在、世界に2台しかない」というカメラとEdisonを組み合わせて、LEGO マインドストームに接続できるモジュールを展示しており、図形を自動認識して追従するデモを行っていた。
マインドストームへの接続用として作ったEdisonとカメラが入ったモジュール(写真中央の黒い箱。よく見るとIntelロゴの浮彫入り)。Edisonでカメラの画像を処理して、マインドストームを通じて車を動かすという仕組みだ
クレーンゲームを音声認識でコントロールする。EdisonはLinuxマシンなのでUSB接続マイクを組み合わせるだけで音声デバイスが使えるから、音声認識を利用するデバイスの開発が容易だという。ただし、会場の騒音に対応するため、スタートにはコインを入れるメカで対処したとのこと
MFT2015会場内にいくつか置いてあったバーチャルスタンプラリー(Android、または、iOS導入デバイスにアプリを入れて、このあぷりに“スタンプ”的なログを残す仕組み)のスタンプ台にもEdisonが入っている。MFT2015に参加しているEdisonユーザー会は「MFT2015の会場にあるEdisonは5万台」と述べていたが、3ケタのEdisonは間違いなく会場内にあった。
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