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緊急現地検証! Skylake世代「Core i5-6600T」「Core i5-6400」の性能を検証する“35ワット”Skylakeの実力は? (2/2 ページ)

デスクトップ向けミドルレンジからノートPC、2in1、モバイルデバイスまで一気にラインアップを拡大した“Skylake”でベンチマークテストを走らせた。

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その結果は“序列通り”

 モバイルデバイス向けのラインアップで行ったベンチマークテストの結果に関しては、セッションで評価用の機材を用意しておらず、Intelが提供したスコアを公開するのみであった。

 ベンチマークテストの結果を公開したのは、Core m7-6Y75のTDP4.5ワット版と、cTDPにより7.5ワットに引き上げて、動作クロックも300MHzアップの1.5GHz動作とした環境、それと、TDP15ワット版のCore i7-6600Uと、TDP45ワット版のCore i7-6920HQの3モデル4環境だ。ベンチマークテストを行ったときの構成は、システムメモリは、Core m7がDDR3-1600、Core i7がDDR4-2133を、いずれも8Gバイト載せていた。ストレージにはIntel SSD 535 240Gバイトを搭載し、OSはデスクトップ環境と同じく64ビット版 Windows 10 Proを導入した。

テストを行ったCPUの主要スペック Core i7-6920HQ Core i7-6600U Core m7-6Y75 7W Core m7-6Y75 4.5W
Core 4 2 2 2
Thread 8 4 4 4
Clock 2,9GHz 2.6GHz 1.5GHz 1.2GHz
Max Turbo Boost Clock 3.8GHz 3.4GHz 3.1GHz 3.1GHz
TDP 45W Nominal 15W Nominal 7W cTDP 4.5W cTDP
Graphics Intel HD Graphics 530 Intel HD Graphics 520 Intel HD Graphics 515

 CINEBENCH R15の結果では、CPUのマルチスレッド性能で4コア8スレッドのCore i7-6920HQが飛び抜けたスコアを示し、2コア4スレッドのCore i7-6600U、Core m7と続く。実際のアプリケーション性能を測るSYSMark 2014でも同様に、Core i7-6920HQとほかのCPUの性能差が明確だが、PCMark8 v2では、どのワークロードでもその差がかなり少なくなる傾向が確認できた。一方、3D性能については、3製品ともグラフィックスコアがHD Graphics 500シリーズということもあって“序列”通りの結果となった。

CINEBENCH R15 Multi CPU

SYSmark 2004

PCMark 8

3DMark

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