Windows 10搭載、スタンダードPCのラインアップ拡充で大画面の17.3型やモバイル両立の14型も――東芝「dynabook」秋冬モデルの見どころ:2015年PC/タブレット秋冬モデル(1/2 ページ)
2015年の年末商戦に向けて、東芝は個人向け主力PCをモデルチェンジした。Windows 10をプリインストールし、スペックとソフトウェアの強化を行ったほか、スタンダードノートPCの新モデルも登場している。
年末商戦に向けて14機種21モデルを市場に投入
東芝は9月3日、「dynabook」ブランドの2015年PC/タブレット秋冬モデルを発表した。9月18日より順次発売する。
店頭向け製品として発表したのは、以下の14機種(カラーバリエーションを含めると計21モデル)だ。いずれも64ビット版Windows 10 Homeをプリインストールし、タブレット2機種を除く12機種のオフィススイートにOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービス(1年間)を採用する。詳細はそれぞれの記事を参照いただきたい(製品名をクリックすると各記事へ移動)。
- 17.3型スタンダードノートPC「dynabook T67」
- 14型スタンダードノートPC「dynabook T54」
- 15.6型4KプレミアムノートPC「dynabook T95」
- 15.6型スタンダードノートPC「dynabook T75/T55/T45」
- 11.6型タッチ対応モバイルノートPC「dynabook N61」
- 10.1型タブレットPC「dynabook Tab N90/N80」
- 21.5型液晶一体型AVPC「dynabook D81/D71/D51」
- 21.5型液晶一体型PC「dynabook D61/D41」
このうち、大画面17.3型スタンダードノートPCのdynabook T67や、14型スタンダードノートPCのdynabook T54、液晶一体型デスクトップPCのdynabook D61が新たにラインアップに加わった。その他は、CPUの底上げやハイブリッドHDDの拡充といった小規模なモデルチェンジとなる。
ソフトウェアの強化
秋冬モデルの強化ポイントとしてソフトウェアが挙げられる。液晶一体型デスクトップの「dynabook D81/D71/D61/D51/D41」がハイレゾに対応し、スタンダードノートPCの「dynabook T95/T75/T67/T55/T54/T45」を含め、全機種がハイレゾに対応した(モバイルノートPC「N61」とタブレット「S90/S80」を除く)。液晶一体型デスクトップはハイレゾ対応スピーカーも搭載。Windows 10標準プレイヤーでは対応していないDSDの再生にも対応する。
加えて、従来はタブレットに搭載していたボイスレコーダーアプリの「TruRecorder」は今回すべてのモデルに搭載する。ボイスレコーダーやスマートフォンなど他デバイスで録音した音声データの取り込み、解析が可能だ。
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