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冷静に考えて「iPad Pro」と「Surface Pro 3」で生産性が高いタブレットはどっち?:ライバル機種と比較(1/2 ページ)

アップルのiPadシリーズに12.9型ディスプレイの新モデルが登場。同時発表のスタイラスペンやキーボードカバーを見ると、どうしても思い浮かべてしまうのが「Surface Pro 3」だ。両者を見比べながら、iPad Proのスペックをひもといていこう。

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 アップルが9月10日(日本時間)、12.9型のタブレット「iPad Pro」を発表した。国内外ともに発売は11月を予定する。価格は799ドル(Wi-Fiモデル、32Gバイト)から。

iPad Pro
「iPad Pro」

 スペシャルイベントでは、iPad Pro本体だけでなく、筆圧や傾きを検知するスタイラスペン「Apple Pencil」と、キーボード一体形のカバー「Smart Keyboard」というiPad Pro専用の純正アクセサリも同時に発表され、コンテンツを閲覧するだけでなく、クリエイティブユースにも使えることをアピールしていたのが印象的だった。

iPad Pro
「Apple Pencil」
iPad Pro
「Smart Keyboard」

 スタイラスペンとキーボード付きカバーと言えば、真っ先に思い浮かべるのが日本マイクロソフトの「Surface」シリーズだ。

iPad Pro
スタイラスペンやキーボード付きカバーといえば「Surface Pro 3」を思い浮かべる

 12型という近い画面サイズを持つ「Surface Pro 3」は、筆圧を感知する「Surface ペン」や、キーボード一体形カバーの「タイプカバー」を備えており、生産性の高いタブレットとして人気を博している。iPad Proを発表したアップルがSurfaceシリーズを意識しているのは間違いないだろう。

 今回はSurface Pro 3と比較しながら、iPad Proの特徴を見ていこう。

スペック比較(太字は優れている部分)
製品名 iPad Pro Surface Pro 3
画面サイズ 12.9型 12型
ディスプレイ解像度(画素密度) 2732×2048ピクセル(264ppi) 2160×1440ピクセル (約216ppi)
アスペクト比 4:3 3:2
OS iOS 9 Windows 10
プロセッサ A9X Intel Core i3/i5/i7
モーションコプロセッサ M9 −
RAM 4Gバイト(Adobeのプレスリリースより) 4/8Gバイト
ストレージ 32/128Gバイト 64/128/256/512Gバイト
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO) IEEE802.11a/b/g/n (MIMO)
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.0
インカメラ 120万画素 500万画素
アウトカメラ 800万画素 500万画素
内蔵スピーカー ステレオ ステレオ
内蔵マイク デュアル デュアル
インタフェース Lightning、ヘッドフォン端子、Smart Connector フルサイズUSB 3.0、microSDカードリーダー、ヘッドフォン端子、Mini DisplayPort、カバー用ポート
センサー デジタルコンパス、3軸ジャイロ、加速度、環境光、GPS、気圧計 デジタルコンパス、3軸ジャイロ、加速度、環境光
指紋認証 Touch ID −
バッテリー駆動時間 最大10時間 最大9時間
幅×奥行き 220.6(幅)×305.7(高さ)ミリ 201.3(幅)×292(高さ)ミリ
厚さ 6.1ミリ 9.1ミリ
重量 713/723グラム(Wi-Fi/Wi-Fi+Cellular) 800グラム(Wi-Fi)
カラーバリエーション ゴールド、スペースグレイ、シルバー シルバー
価格 約9万6679円〜(799ドル、1ドル121円換算) 11万1024円〜

12.9型の大きなディスプレイで動くiOSは、あくまでモバイルOSである

 iPad Proの最大の特徴である12.9型のディスプレイは、解像度が2732×2048ピクセル、画素密度が264ppiとなり、iPad史上最大の画面サイズを誇る。

 iPad Proが搭載する「iOS 9」には、今開いているアプリとは別に2つ目のアプリを細長いバー状で画面横に表示する「Slide Over」機能や、2つのアプリを均等に画面上で分割表示する「Split View」機能、動画を子画面で表示する「Picture in Picture」機能など、大きなディスプレイを生かす新機能が追加されているが、動作するのはあくまでモバイル向けのiOS用アプリだ。

iPad Pro
「Split View」機能でOffice for iOSを並べて表示したところ。ちなみにスペシャルイベントでは、Office for iOSのデモでMicrosoftがゲストで登壇していた

 その点、フルのWindows 10が動作するSurface Pro 3は、タブレットでありながらタッチ操作に最適化されたWindowsアプリに加えて、従来のデスクトップアプリケーションをそのまま利用できる。文章を入力する際に、使い慣れた日本語入力ソフトが使える――というように、地味な部分ながらも使い勝手に直結するメリットは多々存在する。

 マルチデバイスを1つのOSで担うWindows 10と、モバイル端末専用のiOS 9では、そもそも設計思想が異なるということが如実に現れている。よって搭載するCPUやメモリといった性能の単純比較はあまり意味がない。自分自身が求める機能をそれぞれのデバイスで実現できるのか、選択の際は十分に吟味する必要がありそうだ。

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