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US先行発売の「Surface Book」開封レビューdGPU搭載モデルを入手(2/4 ページ)

日本での発売は2016年の予定ですが、USで先行発売された「Surface Book」のハイスペックモデルをいち早く入手しました。SurfaceもMacBookも使っているソフトウェアエンジニアの筆者が、パッケージの開封からリポートします。

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USB充電端子が付いた65ワットのACアダプター

 まずは付属品のACアダプターを見てみましょう。dGPU搭載モデルは65ワットと高出力のACアダプターを採用しています。

 実はこの65ワットACアダプターの端子自体は、同時発売の「Surface Pro 4」(とその前モデルのSurface Pro 3も)と同じものなので共有できます。ただし、Surface Pro 3/4付属のACアダプターは36ワットタイプで、Surface Bookでは使用できないので注意が必要です。

 Surface ProシリーズのACアダプターで以前から気に入っている点は、充電専用のUSB端子が備わっていることです。ACアダプターの端にUSB充電端子が1つあるだけで便利なシチュエーションは多々あります。

 残念ながらUSB充電の出力は1アンペアまでにとどまっていて、今どきの2アンペア以上の出力が可能な高速充電タイプには及びませんが、iPadなどもちゃんと充電することができました。

Surface BookのACアダプター dGPU搭載モデルは65ワットのACアダプターを付属。出力は14ボルト/4.0アンペアで、5ボルト/1.0アンペアのUSB充電端子も備えています
ACアダプターの端子は従来同様 従来のSurface Pro 3とも互換性のあるACアダプターの端子

筆圧、機能、収納面も進化したSurface Pen

 次はSurface Penを箱から取り出します。

 実は今回すごく進化したのがこのSurface Penです。今まで256段階だった筆圧レベルが1024段階になり、別売のペン先を購入すればペン先の硬さを2HからBの感覚に切り替えることができます。

Surface Pen 大幅に改良された新型のSurface Pen
Surface Penのペン先は変更可能 別売の芯先を購入すれば、ペン先の硬さをカスタマイズできます

 また、従来クリックボタンだったペン上部のボタンには消しゴム機能が搭載され、より自然な手書き感覚を実現できます。このボタンをダブルタップすると、見ている今の画面をスクリーンショット撮影して直接手書きの注釈を書き込めます。ボタンのホールドでWindows 10の音声対応パーソナルアシスタント機能「Cortana(コルタナ)」を呼び出すことも可能です。

Surface Penの消しゴム機能 ペン上部のボタンに消しゴム機能が搭載されたのも地味に便利です

 従来のSurface Penにおいて最大の不満はペンを収納する機能が弱かったことですが、新デザインのSurface Penは側面にマグネット部分が用意され、タブレット本体の側面にくっつけることができるようになりました。磁力はなかなか強力なので、少し気を付ければ、くっつけた状態で十分持ち運べます。

Surface Penのマグネット部分 ペンの平たんな面がマグネットになっています
Surface Penを装着した様子 タブレット本体の左側面にマグネットの部分があり、ペンを装着できます

 従来のSurfaceシリーズでは持ち運びが面倒になって、結局あまりペンを活用しないという人も多かったと思いますが、これならペンを活用する幅も広がることが期待できそうです。

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