“安くて上質なPC”が手に入る。そう、サイコムならね――「Radiant GZ2500Z170」にしびれる:こだわりの静音性(2/3 ページ)
エンスー向けの印象が強いサイコムのPCだが、エントリークラスの「Radiant GZ」シリーズにも、Fractal Designと共同開発した新型のオリジナルケースを採用。「安くてもちょっといいPCを」というニーズにぴったり。
最新の第6世代CoreプロセッサーとZ170/H170チップセットを採用
基本スペックは、BTOで柔軟にカスタマイズしてオーダーすることが可能だ。このRadiant GZ(GZ2500Z170)では、第6世代CoreとZ170/H170チップセット搭載マザーボードの組み合わせがベースとなっている。
第6世代Coreでは内部構造の改良が行われ、性能の底上げと電力効率が向上が図られているほか、メモリの高速化、チップセットのバス帯域向上といったプラットフォーム全体レベルでも進化しており、拡張性、将来性の面でも優れている。
CPUの選択肢は、標準構成ではCore i3-6300(3.8GHz)だが、第6世代Coreの最上位モデルであるCore i7-6700K(4GHz/最大4.2GHz)から、ローエンドのCore i3-6100T(3.2GHz)まで、国内で流通しているほとんどのモデルを選ぶことが可能だ。評価機はCore i7-6700(3.4GHz/最大4GHz)を搭載していた。
マザーボードは、Intel Z170 ExpressチップセットまたはIntel H170 Expressチップセットを搭載したマザーボード(11月11日時点で全12種類)の中から選ぶことができる。
標準構成ではZ170チップセットを搭載したASRockの「Z170 Pro4」を採用しているが、評価機は、同じくASRockのH170チップセットモデル「H170 Pro4」を搭載していた。いずれも目立つ装備はないが、10フェーズの電源回路、Intel製LANを実装するなど、基本品質はしっかりした製品だ。
幅広いBTOメニューで自分に最適なマシンを組み上げられる
他の構成パーツもBTOシステムで柔軟な構成が可能だ。グラフィックス機能は、標準ではCPU内蔵グラフィックスだが、BTOメニューには数多くのグラフィックスカードが用意されている。ハイエンドからローエンドまで選択肢は幅広く、MSIのGAMING、ASUSTeKのSTRIXといったように、ミドルレンジ以上ではブランドまで指定できる。評価機ではMSIのGTX960 GAMING 2Gを搭載していた。
さらに、AMDのFire Pro W7100(8Gバイト)や、Quadro K4200(4Gバイト)など、クリエイティブやエンジニアリングのプロユースのGPUを搭載したカードもまで用意されている。メモリはPC3-17000 DIMMを採用し、最大32Gバイトまで搭載可能だ。Corsairの「VENGEANCE LPX」を指定することもできる。
データストレージは3.5インチHDDとSSD(2.5インチまたはPCI Express カード)を合計3台まで組み合わせられる。こちらも容量だけでなく、ブランド/型番まで指定することが可能だ。評価機では240GバイトのSSD(CFD CSSD-S6T240NRG 4Q)と1TバイトのHDD(TOSHIBA DT01ACA100)を搭載していた。
光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブとBD-REドライブが選べる。前者はLG製とASUSTeK製が、後者はLG製とパイオニア製が選べる。
OSは標準では付属せず、オプションだ。Windows 10 Home/Windows 10 Pro、Windows 8.1 /Windows 8.1 Pro、Windows 7 Home Premium SP1/Windows 7 Professional SP1のDSPが選択肢として用意されており、それぞれ64ビットと32ビットが選択でき、合計12種類から選ぶことができる。
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