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「Windows 10は皆さんと一緒に作るOSです」――“November Update”で日本語版はどう変わった?Cortanaが日本語対応、フォントはより美しく(3/3 ページ)

Windows 10に初の大型アップデート「November Update」(通称・TH2)がやってきた。日本語に対応したパーソナルアシスタント機能の「Cortana」が話題だが、他にも強化された部分は少なくない。

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多数の法人向け機能も強化

 企業でWindows 10を利用する際のエンタープライズ機能もNovember Updateで強化されている。その中の1つである「Windows Update for Business」は、Windows Updateを企業ユース向けに拡張したもので、グループポリシーを設定するとアップデートのタイミングをコントロールすることができる。本機能はシステムセンターといった既存の管理ツールとの統合も検討されているという。

Windows Update for Business
一般ユーザー向けには、常に最新のアップデートが提供されるWindows 10だが、本機能によってアップデートをコントロールできる

 業務アプリを企業内で配信、管理することができる「ビジネス向けWindowsストア」も実装。プライベートストアで企業アプリを管理することができる。

ビジネス向けWindowsストア
企業内で使用するアプリを管理するのに強力な機能となりそうだ

 他にもモバイルデバイス管理(MDM)機能や、複数のデバイスでWindowsの設定をローミングできる「Azure Active Directory Join」、セキュリティの強化といった法人向け機能もNovember Updateのタイミングで拡張、強化が進められている。

法人向けのNovember Update
November Updateの法人向け内容

 また、個人のデータと企業のデータを分離して後者のデータを保護する「Enterprise Data Protection」機能は、近日中にWindows Insider Programでリリース予定だ。

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