大画面フルスペックのパワフルノート「m-Book W」で“下克上”再び:高性能でコスパもすごい(1/4 ページ)
17.3型ボディに第6世代CoreとGeForce GTX 960Mを搭載し、さらにPCIe 3.0 x4接続の爆速SSDまで詰め込んだ「m-Book W MB-W830X-SH」。このスペックでゲーミングPCブランドじゃないだと……?
ココが「○」 |
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・第6世代クアッドコア+GTX 960M |
・高速SSDとHDD、ODDのフルスペック |
・17.3型の大画面液晶ディスプレイ |
ココが「×」 |
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・液晶ディスプレイの視野角がやや狭い |
・通常キーとテンキーの間に隙間がない |
・USB 3.1(Gen.2)には非対応 |
パワフル&フルスペックの大画面ノート「m-Book W」シリーズ
マウスコンピューターの「m-Book W」シリーズは、17.3型という大画面液晶ディスプレイを搭載した高性能ノートPCだ。
同社には「G-Tune」というゲーミングPCブランドが存在するが、このm-Book WはG-Tuneにない17.3型液晶を採用し、そのうえクアッドコアのパワフルなCPUとGeForce GTX 960Mを搭載、PCI Express 3.0 x4接続SSDとHDDのツインデータストレージに光学ドライブまで搭載できるフルスペック仕様となっている。ハイエンド志向の「G-Tune」を食う“下克上モデル”と言ってもいい
現行のMB-W830シリーズでは、CPUがIntel最新の第6世代Coreとなっている。ボディの基本設計などは第4世代Coreを採用していた先代のMB-W810シリーズから引き継ぐ部分が多いのだが、CPUとチップセットがリニューアルされたため、PCI Express 3.0 SSDが本来の性能を発揮できるようになっており、システム全体のパフォーマンスが引き上げられている。
同社の直販サイトでは7種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOでカスタマイズが可能だ。今回はその中から、超高速SSDとHDDを搭載することで、快適なレスポンスと十分な記録容量を両立させたモデル「MB-W830X-SH」を入手した。性能や使い勝手をレビューしよう。

シャープなフォルムのマットブラックボディ
17.3型の大画面ディスプレイを搭載するだけあってボディは大柄だが、厚みは約31.9ミリとスリム。エッジをカットしたシャープなデザインを採用していることもあって、圧迫感はあまり感じない。サイズの割には重さも比較的抑えられており、室内で移動して使うくらいならば苦にならない。
具体的なサイズは、約413(幅)×285(奥行き)×31.9(高さ)ミリで、重量は約3キロとなっている。評価機の実測重量は約3128グラムなので公称値より少し重いが、ハイスペックよりの構成であることも影響しているだろう。
トップカバーとキーボードベゼル/パームレストには、しっとりとした触感のラバー質のマットブラック塗装を施していて、適度な上質さがある。
バッテリーは本体手前側底部に搭載しており、容量は約62ワットアワーだ。公称のバッテリー駆動時間は約4時間と、据え置きでの利用を前提にした製品としては長め。停電時などにもしばらく使える点は心強いだろう。






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