GTX 970Mの性能をフルに生かせるハイパワーマシン「mBook P」実力検証:Skylake-H×GTX 970M×GPU Switch(1/5 ページ)
マウスコンピューターブランドの製品ながらG-Tuneに匹敵する性能を持つ15.6型ノートが「mBook P」シリーズの最上位モデル「MB-P960X2-M64」だ。ゲームもクリエイティブユースも死角なし!
ココが「○」 |
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・第6世代Core+64GBメモリのハイパワー |
・独自技術でGTX 970Mを固定利用 |
・高速SSDとHDDで速度と容量を両立 |
ココが「×」 |
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・通常キーとテンキーの間隔が狭い |
・USB 3.1(Gen.2)には非対応 |
外部GPU固定+メモリ64GB搭載可能のハイパワーマシン
マウスコンピューターの「m-Book P」シリーズは、Intel最新の第6世代Coreプロセッサーのクアッドコアモデルを採用し、最大64GBのメモリを搭載できるパワフルな15.6型液晶ディスプレイ搭載ノートPCだ。
外部GPUにNVIDIA GeForce GTX 970Mを採用しており、内蔵GPUと外部GPUを使い分けるハイブリッドグラフィックスと、外部GPUのみを固定して利用できる「GPU Switch」機能を導入しており、外部GPUのパワフルな描画性能をフルに生かせる点が最大の特徴である。
ゲーミングPCとしても通用するパワフルな基本スペックだが、実は、本製品はボディ、基本スペック含めて、以前レビューした同社のゲーミングノートPCブランド「G-tune」のハイエンドモデル「NEXTGEAR-NOTE i5710」と共通する点が非常に多い。
ただ、ゲーミングPCブランドの「G-Tune」に対して、マウスコンピューターブランドの本製品では、クリエイティブユースも強く意識した展開を行なっており、ベースモデルの構成やBTOメニューの選択肢は異なっている。
今回は5種類のベースモデルの中から、64GBの大容量メモリとSSDとHDDのツインストレージ構成を採用した最上位モデル(MB-P960X2-M64)の評価機を入手したので、性能を中心に検証していこう。

洗練されたデザインのスリムボディ
m-Book Pシリーズは、NEXTGEAR-NOTE i5710とほぼ共通のボディを採用している。スリムかつフラットなフォルムで、トップカバーやパームレストはアルミニウム素材を使用し、ヘアライン加工で仕上げている。シャープなカットラインからゲーミングモデルらしさも感じさせるが、もともとシンプルなデザインのため、オフィスにあってもそれほど違和感はないだろう。
具体的なサイズは、約385(幅)×275(奥行き)×27(高さ)ミリ。重量も約2.5キロと比較的軽量で、室内で移動するくらいならば苦にならない。
バッテリーレポートコマンドで見たバッテリー容量は、デザイン容量が60.206ワットアワー、フルチャージ容量で58.638ワットアワーで、公称のバッテリー駆動時間は約5.8時間だ。15.6型液晶ディスプレイを搭載する製品としては長い。モバイルを意識した本体サイズではないが、ちょっと部屋を移動して使いたいとき、停電時などに電源がなくともしばらく使える点は心強い。




*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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