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GTX 970Mの性能をフルに生かせるハイパワーマシン「mBook P」実力検証Skylake-H×GTX 970M×GPU Switch(3/5 ページ)

マウスコンピューターブランドの製品ながらG-Tuneに匹敵する性能を持つ15.6型ノートが「mBook P」シリーズの最上位モデル「MB-P960X2-M64」だ。ゲームもクリエイティブユースも死角なし!

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フルHD表示対応のIPS液晶ディスプレイを搭載

 液晶ディスプレイとサウンド機能はG-tuneブランドのNEXTGEAR-NOTE i5710と共通だ。液晶ディスプレイのサイズは15.6型ワイド、表示解像度は1920×1080ピクセルに対応する。液晶の配向方式は視野角の広いIPSを採用しており、多少見る角度、姿勢が変わっても、画面全体をクッキリと見渡せる。表面は非光沢のノングレア仕上げのため映りこみにくく、暗いシーンが多いゲームや映画などでも画面に集中できる。

1920×1080ピクセル表示に対応した15.6型IPS液晶ディスプレイを搭載する。IPSパネルを採用しているため視野角は広く、斜めから見ても色調の反転などがなくきれいな表示だ。ノングレア仕上げで映りこみも少なく、見やすい

 なお、エックスライトのi1 Display Proを利用した液晶ディスプレイの測定結果も以前にレビューしたNEXTGEAR-NOTE i5710とほぼ同じ結果で、色温度が7474K、輝度が253カンデラ/平方メートルだった。色域はsRGBカバー率で63.8パーセントだった。

 キーボード奥のヒンジ部にステレオスピーカーを内蔵している。音響ソフトウェアにはSoundBlaster X-Fi5が導入されており、SBX Studio Proによる仮想サラウンドや会話強調、低音強調といった音響効果を活用したクリアで迫力のあるサウンドが楽しめる。ゲーム内での足音などを強調するScout Mode、ボイスチェンジャー機能のVoice FXなど多彩な機能も搭載している。

音響効果ソフトウェアとしてSoundBlaster X-Fi5を導入している。コンテンツ別、ゲームタイトル別のプリセットが用意されており、ゲームや映画、音楽などを、それぞれ最適なサウンドで楽しめる

高品質なテンキー付きキーボード

 キーボードとポインティングデバイスも、やはりNEXTGEAR-NOTE i5710と共通である。キーピッチは19×19ミリ、キーストロークは2ミリを確保。スイッチの感触は良好で、キーボードユニット下の剛性がしっかりしており、快適にタイピングできる。キーボードバックライトは消灯含めて5段階に調整可能だ。

 ただ、通常キーとテンキーの間隔が狭く、しかもカーソルキーがテンキーにまたがるように配置されている点はややマイナスだ。基本キーの端のほうやカーソルキーについては、慣れるまではミスタイプしやすいかもしれない。

6列アイソレーションタイプのキーボードを搭載。キーピッチはフルサイズの19ミリ、キーストロークも2ミリを確保する。キートップにくぼみがあって指を置きやすく、スイッチの感触もよい。ただ、通常キーとテンキーとの間隔が狭いため、10キー使用時は慣れるまでとまどうかも

 ゲーミング向けの機能もそのまま搭載されている。PCゲームで多用するW/A/S/Dキーには、視認性の高い赤色で矢印が刻印されているほか、キーボードマクロを登録し、有効/無効を切り替えられる「FLEXIKEY」というユーティリティもプリインストール済み。誤入力しやすい左Windowsキーを無効化する設定も用意されている。

 キーボード手前には2ボタン式のタッチパッドがある。ボタンは左右独立型でストロークが深く、カチカチと安っぽい音がせず、静かに押し込める。使用感は非常によい。

Control Centerユーティリティでは、前述したGPU Switch機能のほかにも、キーボードバックライトの設定、左Windowsキーの無効化のほか、ファン速度や省電力設定などさまざまな設定ができる

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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