ニュース
Windows 10への無償アップグレード終了がアキバに与える影響は?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
Windows 7/8.1から10への無償アップグレード期間が7月29日までと迫り、日本マイクロソフトもキャンペーンをかけている。この動きはアキバ自作街のトレンドにどんな影響を与えるのか。各ショップに聞いた。
二重構造のパネルを採用した静音ミドルタワー「Gravito」が発売
ドスパラ パーツ館で4月下旬から展示されていた、ENERMAXのミドルタワーケース「Gravito」の販売が始まったのも先週だ。トップとフロント、サイドに二重構造のパネルを採用した静音性の高いケースで、価格は税込み1万1880円となる。ドスパラ系列店専売だ。
同店は「42センチの拡張カードが入るほど内部は広いですし、使い道は相当広いと思います。割安ですし、定番にもなり得るでしょう」とプッシュしていた。
そのほか、NVIDIAの開発キット「JETSON TX1」もオリオスペックで店頭販売が始まっている。4月中旬に売り出されたが「いままでは予約分しか仕入れられず、ようやく店頭に出せる数量が入ってきました」と話す。
ARM Cortex-A57ベースの4コアCPUとMaxwell世代のGPUを搭載し、価格は税込み9万3798円。なお、2014年から売り出されている前世代の「JETSON TK1」も潤沢に入荷しており、こちらは税込み2万9160円で売られている。「ディープランニング(深層学習)やサーバ用途、あとはドローン関連とか。法人個人問わずにニーズがありますね」という。
関連記事
- 連載:週末アキバ特価リポート
- 連載:古田雄介のアキバPickUp!
- 2015年のアキバまとめ(後編)
春から夏にかけての自作街を待ち期間に変えたWindows 10とSkylakeが8月頭に登場。その後は、DDR4の主流化やM.2 SSDの台頭が見られ、市場が新世代に突入した感がある。 - 2015年のアキバまとめ(前編)
自作PC街としてのアキバの2015年上半期は、SSDの躍進に盛り上がりつつ、目玉アイテムの発売延期や発売後のトラブル、下半期に控えるWindows 10に関わる動きでやきもきすることも多かった。 - 2014年のアキバまとめ後編:GTX 980/970が新たなハイエンド像を、「Windows 8.1 with Bing」が新たなジャンルを生んだ
自作の街・アキバの2014年を象徴する8大トピックス。後半の4テーマは「DDR4対応のX99」と「GeForce GTX 980/970」「超小型PC」、そして「円安による値上がりと特価競争」だ。 - 2014年のアキバまとめ前編:XPマシンの代わりに小型の7マシンを組む雰囲気に
自作PC街としての「アキバの2014年」を前編/後編に渡って8大トピックで振り返る。前半の4テーマは「Kaveri」と「消費税×XP終了」「ベイトレ」そして「Haswell Refresh&Intel 9シリーズ」だ。 - 2013年のアキバを振り返る(後編)
前編に続き、自作PC街としてのアキバの2013年を振り返る。残るテーマは「奮闘するWindows 8.1」「開拓を先導し続けるNUC」「週末の華であり続けたSSD」「街のプチ再編と新たな兆し」だ。 - 2013年のアキバを振り返る(前編)
自作PC街としてのアキバの2013年を、7つのテーマに分けて振り返ろう。前編のテーマは「レベル違いの円安値上げ」「熱い展開のグラフィックスカード」「小石もなかったHaswellの覇道」だ。 - パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
映画「電車男」がヒットした2005年。街の再開発が進み、思えばそのころから“自作の街・アキバ”の空気が変わっていった。当時の空気感を写真とともに振り返ってみよう。 - パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史
自作の街・アキバはこの10年でどんな変化を遂げたのか。街のキーポイント18カ所の変遷を追いかけてみよう。とにかく、写真とキャプションで。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.