1975年5月10日は、ソニーがベータマックス方式の家庭用ビデオテープレコーダー「SL-6300」を発売した日です。価格は22万9800円でした。
「ベタ記録」(詰めてベタに記録する)の“ベータ”に、“マックス(最大)”を付けてこの名前が完成しました。
これに加え、後に発売されたVHS形式のビデオテープレコーダーによって、一般家庭にビデオテープレコーダーが爆発的に普及します。
発売当初はビデオテープレコーダー市場でかなりのシェアを占めていたベータマックス方式ですが、その後はベータマックス方式とVHS方式による、通称「ビデオ戦争」と呼ばれるシェア争いが起き、それぞれを支持するメーカーがしのぎを削っていたものの、結果としてベータマックス方式はVHS方式に敗北。2002年にはソニーもベータマックス方式のレコーダーの生産を終了しました。
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