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GeForce GTX 1080カード登場も、直前で入荷数がダウンの怪古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

次世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」を搭載したグラフィックスカードが一斉に売り出され、アキバでは深夜販売も行われた。反響も価格も前評判通りだが、流通量だけは予想外の状況になっている様子。

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「水冷ヘッドをつけたい人はピンチかも」――GTX 1080カードの在庫状況

 NVIDIAの次世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」搭載カードの発売が5月27日22時に解禁となり、当日は複数の店舗が深夜販売を実施した。ZOTACやASUSTeK、MSI、ギガバイトなど大半の主要メーカーから一斉に登場し、価格はいずれも税込み10万円前後となっている。すべてリファレンスデザインだ。

TSUKUMO eX.に入荷した各メーカーのGTX 1080カード

ドスパラ パーツ館に入荷したPalit製のGTX 1080カード

 価格は事前に流れていた予想と大きく変わらず、メーカーのラインアップも想定通り。深夜販売は各ショップで見込み通りの反響があったという。しかし、入荷数だけは事情が違ったようだ。

 TSUKUMO eX.は「25日まではハイエンドながら初回からかなり潤沢に入荷できることになっていましたが、26日になって急にウチの系列店全体の入荷予定数がガクンと減りました。BTO側の割り当てが増えたわけでもないし、配送の問題がなのか、原因不明なんですよね」と話す。

 事情は他店も同じようで、同じタイミングで急に入荷予定数が減ったとの声は各所で聞いている。その背景について「海外でVR用途の需要が増えて、コッチに流れてくる分が減ったのかも」といった憶測も耳にしたが、それにしては変化があまりに土壇場すぎる。やはり原因の特定はできていない。

 ただ、初回のGTX 1080カードが品薄なのは確かだ。BUY MORE秋葉原本店は「自分で水冷ヘッドをつけるためにリファレンスデザインを狙っている人は早めに入手したほうがいいでしょうね。潤沢になるころには各社のオリジナルクーラーモデルに切り替わっているでしょうから」とアドバイスする。

深夜販売前のBUY MORE秋葉原本店のPOP。初回入荷数は全メーカー合計で13本だった

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