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「ファミコンソフトの貸し借り」で小学生は社会を学んでいた

「ファミコンソフトの貸し借り」は社会の縮図。トラブル対応も人間関係の構築も、みんなファミコンで学んだものです。

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コンピュータ・メモリーズ

ライター:斎藤充博

斎藤充博

インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。

Twitter:@3216ライター活動まとめ

連載:コンピュータ・メモリーズ

1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。



「ファミコンソフトの貸し借り」で小学生は社会を学んでいた

 なかなかファミコンを買ってもらえなかった僕ですが、ようやくファミコンを買ってもらえました。今度はディープな「ファミコンソフトの貸し借り」の世界に足を踏み入れていきます。

 ファミコンソフトはたいへん高価な物。少ないお金でいろんなソフトを楽しみたい小学生にとって貸し借りは必須でした。

 高価なだけに貸し借りにはトラブルはつきものでしたね。「返して」って言えなくて気まずくなったり、逆に本気のケンカになったり。それでも仲直りしないと、遊ぶ人がいなくなっちゃいます。小学生の世界は狭い。

 不器用だったけど、あれで「信用」や「契約」なんていう概念を学んでいけていたのかな、なんて思います。

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