連載
初めて中学の制服を着たときの不安感はなんだったんだろう?
コンピュータとの思い出を振り返る連載も第10回。記念すべき回に、コンピュータと全然関係ない話(!)が出てきました。
ライター:斎藤充博
インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。
連載:コンピュータ・メモリーズ
1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。
これまでファミコンやウォークマンやテトリスのキーホルダーなど、古き良き「ガジェット」の思い出について描いてきました。
連載開始時は未就学児童だったぼくも、10回の連載を経ていよいよ中学生に。今回はガジェットではないんですが、初めて中学校の「制服」を着たときのドキドキ感を思い出してみました。
思春期に入ると子どもたちはさまざまな形の自己表現を試みます。
髪を染めたり、思いっきりオタク趣味に走ってみたり。そうすることで自分の輪郭を確かめているんだろうな〜って思います。
さてぼくの友達は不良のマネをしてみたものの、思春期のフラストレーションは解消されずに、最後に「ゲームキャラのコスプレ」をやることになります。
今でこそ「コスプレ」のようなオタク文化は市民権を得ていますが、当時(90年代)はまだまだ一部のかなり変わった人の趣味でした。「コスプレ」って言葉を知っているだけで奇跡的だと思います。本当にメチャクチャなことを言うよな、ってびっくりしました。
次回は実際にコスプレをした思い出の話です。ぼくも当然巻き込まれてゲームキャラのコスプレをするハメに。お楽しみに!
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