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超絶コスパのゲーミングマシン「NEXTGEAR-MICRO im570」Kaby Lake×Pascal(3/3 ページ)

マウスコンピューターのNEXTGEAR-MICROは、同社ゲーミングブランドG-Tuneの中でもコンパクトなミニタワー型ボディを採用するシリーズだ。最新CPUを搭載した評価機の性能をチェックしよう。

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新世代ハイエンドならではの高性能

 ベンチマークテストで性能を確認しよう。評価機のスペックはCPUがCore i7-7700、メモリが16GB、グラフィックスカードがGeForce GTX 1070(8GB)、メインストレージが240GBSSD(A-DATA ASP550SS7-240GM)、OSはWindows 10 Home 64bitという内容だ。CINEBENCH R15のスコアは884と、先代の最上位であるCore i7-6700Kに匹敵するスコアが出ている。

CINEBENCH R15.038の結果

PCMark 8の結果。左からHome Accelerated、Creative Accelerated、Work Accelerated

 GeForce GTX 1070を搭載しているだけに3D描画性能も非常に優秀だ。3DMark/FireStrikeのスコアは14000以上。FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでもフルHDの最高品質で16000 超というスコアをマークしている。フルHD解像度ならほとんどのゲームが最高画質クラスで快適に楽しめるとともに、より高解像度高画質でのプレイも視野に入る。

3DMarkの結果

3DMark/Time Spy結果

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(DirectX11、1920×1080ドットフルスクリーン、最高品質)

 また、Steam VR Performance Testの結果も90fps以下への落ち込みがない。再現性もほぼ満点に近く、文句なく「VRレディ」のパフォーマンスを確保している。

 通気性を重視したメッシュ仕様のボディのためか、アイドル時でも動作音はそれなりにする。空調程度というには少し大きい。ただ、高負荷時もほとんど変わらない。静音というわけではないが、うるさいというわけでもなく、ゲームを始めてしまえば気になることはないと思われる。

Steam VR Performance Testの結果(ハイブリッドグラフィックス)

前面正面15cmの距離からの測定(室温18度)
暗騒音: 32dB
アイドル時: 42.3dB
低負荷時: 42.4dB
高負荷時(3DMark): 44.1dB
高負荷時(CINEBENCH): 43dB

ハイエンドの高性能マシンをリーズナブルな価格で

 マウスコンピューターの直販価格は、評価機の構成で総額17万424円(税込、送手数料込)。Core i7-7700、GeForce GTX 1070を含めた最新世代のパーツで構成し、ゲームマシンとして申し分ない性能を持っていることを考えるとコストパフォーマンスは抜群といえる。

 PCI Express対応の超高速SSDが選択できなかったり、USB Type-Cポートを省くなど、極端なハイエンド仕様や将来的な拡張性はある程度割り切っているが、だからこそ実現できた内容だろう。これだけのぜいたくなゲーミング環境をこの価格で入手できるのは特筆できる。ゲームやVRはもちろん、オフィス、クリエイティブ含めて幅広い用途に対応できる性能を持っているため、リーズナブルな価格で高性能なマシンが欲しいという方は検討してほしい。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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