GTX 1080 Tiカードの品薄化の根が深い理由:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
GeForce GTX 1080 Tiカードが好調に売れ、ハイエンドGPU登場直後によくあるように街全体で品薄化している。しかし、いつもとは違う事情も絡んでいる様子だ。
国内3台の税込み32万円ケース「Tou 2.0」の展示&注文受け付けが始まる
展示機で目立っていたのは、IN WINのPCケース「Tou 2.0」だ。ミラーコーティングした強化ガラスで覆ったモデルで、前面や側面も多面デザインを採用しているのが特徴だ。内部はE-ATXまで搭載可能で、定格1065Wの専用電源を標準搭載している。発売は3月24日で、税込み価格は32万1840円。国内3台のみの限定モデルだ。
実機を展示しているTSUKUMO eX.は「ここまでいくともう値段度外視で欲しい人は欲しいという感じになりますからね。これまでのIN WINの限定モデルの売れ方からすれば、国内に3人は普通にニーズがあるように思います。法人のディスプレー目的ではなく、あくまで個人として」と話していた。
なお、高額な新製品としては、ZOTACの小型ベアボーン「ZBOX MAGNUS EN1080-K」も登場している。
2016年11月に登場した「ZBOX MAGNUS EN1080」(税込み28万円強)の強化モデルで、CPUがCore i7-6600からKaby Lake世代のi7-7700に変わり、DDR4メモリの対応速度もPC4-19200(DDR4-2400)までにグレードアップしている。GPUはGeForce GTX 1080のまま。税込み価格は38万円弱となる。
8GBメモリや120GB M.2 SATA SSD、Windows 10 Home(64bit)を搭載した完成体PC「ZBOX MAGNUS EN1080-K-J」も当時に売り出されており、税込み価格は42万6000円前後となる。
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