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GTX 1080 Tiカードの品薄化の根が深い理由:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
GeForce GTX 1080 Tiカードが好調に売れ、ハイエンドGPU登場直後によくあるように街全体で品薄化している。しかし、いつもとは違う事情も絡んでいる様子だ。
親和産業のM.2 SSD用ヒートシンクやギガバイトのmini-ITX Z270マザーなどが登場
冷却パーツで目立っていたのは、親和産業のM.2 SSD用ヒートシンク「SS-M2S-HS01」と「SS-M2S-HS02」だ。製造は長尾製作所で、税込み価格は1500円前後と1900円前後となる。いずれも超低硬度の放熱シリコンパッドとアルミ製ヒートシンクを組み合わせたもので、SS-M2S-HS01は6mm高の厚みを持たせている。SS-M2S-HS02は圧を抑えたプレート状の構造で、省スペースな位置でも使いやすい。
入荷したオリオスペックは「M.Sのヒートシンクはもう鉄板で売れていて、これも好調ですよ。SSD表面のシールを剥がさずに使えるので、メーカー保証を気にする人にも心強いと思います」とプッシュしていた。
マザーボードでは、ギガバイトのmini-ITXモデル「GA-Z270N-Gaming 5」も目立っていた。ゲーミングタイプのZ270モデルで、イルミネーション機能のほか、インテル製ギガビットLAN、Bluetooth 4.2+.11acアダプタなどを同梱しており、税込み価格は2万5000円弱となる。
ドスパラ パーツ館は「mini-ITXのZ270ゲーミングはどのメーカーも技術の粋を集めていて見応えがありますね。このモデルもかなり出来が良くて、私も欲しいくらいです」と褒めちぎっていた。
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