5月14日(日)は母の日。カーネーションと一緒に、スマホをプレゼントしたいと考える人もいるでしょう。しかしずっとガラケーを使っていた母親が、iPhoneをうまく使いこなせるか心配な人もいるはず。
そこで選択肢に入ってくるのがガラケーとiPadの2台持ちですが、新しいiPad、iPad Pro、iPad miniと大きく分けて3つのモデルがあり、どれがいいか迷ってしまいます。そこで今回は母親の用途別に、最適なiPadモデルをご紹介します。
予算を抑えたいor家族とコミュニケーションを取るのがメインなら「新しいiPad」
孫が生まれると(特に女性は)「孫の成長を見るのが生きがい」と言い始めます。私の母親も超機械音痴ですが、孫の写真を見たい、ビデオ通話したいという強烈なモチベーションで、iPadの使い方を覚えていきました。
孫や息子・娘がiPhoneユーザーなら、FaceTimeで高画質なビデオ通話が楽しめます。以前シニア向けのiPad講座を取材した際、最もリアクションが大きかったのが、「FaceTimeなら高画質かつ通話料無料(データ通信料のみかかる)でビデオ通話ができること」でした。海外で働く子どもとも通話料を気にせず話すことができます。
親にとって、子どもや孫とコミュニケーションを取ることは、何よりも幸せなようです。あと死ぬまでに何回親の顔を見られるだろうかと思うと、デジタルの力を借りてでも、できるだけ顔を見せておかないとなぁと考えてしまいますね。
iPad向けアプリは130万以上あるため、FaceTime以外にも母親が気に入るアプリがきっと見つかるはず。おすすめは「Kitchen Stories」を始めとした料理アプリ。日々の献立づくりに悩むお母さんの手助けになります。
新しいiPadは3万7800円(税別)からとお値打ち価格なのもうれしいポイントです。
イラスト・書道・塗り絵好きなら「iPad Pro」
水彩画やイラスト、塗り絵、書道など、クリエイティブな趣味をお持ちのお母さんなら、Apple Pencilの使えるiPad Proを奮発してプレゼントするときっと喜んでくれるはず!
Apple Pencil対応アプリには、ペイントアプリの「Adobe Photoshop Sketch」、塗り絵アプリの「Pigment」、書道アプリ「Zen Brush」など、プロからも評価の高いアプリが揃っています。それぞれ一から道具を揃えると大変ですが、iPad ProとApple Pencilならアプリを起動してすぐに始められます。
iPad Proは9.7インチと12.9インチの2サイズがありますが、デザインツールとしてプレゼントするなら9.7インチが持ちやすくておすすめです。
シニア世代なら「iPad mini」
9.7インチの新iPadは、重さが469グラム(Wi-Fiモデル)。いくら薄型とはいえ、細身のペットボトル1本分相当をずっと手に持ち続けるのは、シニア世代にとっては負担がかかる重さです。
7.9インチのiPad mini 4は、重さ298.8グラム(Wi-Fiモデル)とコンパクトなので、ちょっと調べ物をするくらいなら十分のサイズ感。仕事をバリバリこなすキャリアウーマンママなら、移動中に新聞やニュースサイトをチェックするのに最適です。
母の日にiPadをプレゼントしたら、初期設定や使い方の指南もお忘れなく。
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