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新型「Core X」発売 一番人気はCore i7-7820X:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
Intelの新世代ハイエンドCPU「Core X」シリーズが店頭に並び、早速売れ筋が生まれている。一方、マイニング需要は一部のショップで落ち着いてきたとの声も。
マイニング需要に変化あり……? 一部のショップで「落ち着いた感」
先週もマイニング関連で新製品が話題を集めていた。BIOSTARから登場したのはB250搭載の「TB250-BTC PRO」。1基のPCIe x16スロットの前後にPCIe x1スロットが2列になって並んでおり、ATXフォームファクタの基板に11基配置しているのが特徴だ。税込み価格は2万円弱。
入荷したオリオスペックは「ライザーカードを使うことを前提にした配置ですね。割り切っているぶん、安全に複数GPU環境が構築できるということで注目を集めそうです」と話していた。
ただ、マイニング需要にも若干の変化が見え隠れするようになってきた。先週末に取材したショップの半数ではマイニング需要は相変わらずとの声を聞いたが、残り半数ではピークアウトを感じるとのコメントが返ってきた。
少数のRadeon RX 580/570カードを売り場に並べていたパソコンSHOPアークは「Twitterで入荷を告知していないこともありますが、少し前までのように並べたら即座に完売ということはなくなったように思います。まだまだ需要はありますが、一頃の勢いではなくなったかなと」と話していた。
別のショップからは「外国人の組織的な買い方が落ち着いて、日本人が個人単位で買うのが中心になったからかもしれません。週末には勢いが戻るんじゃないかとも思います」といった意見も聞いた。
少なくとも。5月後半から7月初旬にかけての熱狂とはまた違った風が吹いてきたとはいえそうだ。
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