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雑踏の中から要注意人物を即座に特定 NECの顔認証ソフトがジョージアの街中監視システムに採用
NECは、ジョージア(旧グルジア)に顔認証を活用した街中監視システムの提供を行った。
NECは7月28日、ジョージア(旧グルジア)のシステム構築事業者であるCapital Systems社と共同で、顔認証を活用した街中監視システムの提供したと発表した。
同システムは2017年6月より稼働が開始されており、首都のトビリシをはじめジョージア国内の主要都市に設置された400台の監視カメラと連携。カメラに映った人物と、監視リストに登録された容疑者/要注意人物の写真とをリアルタイムに照合することで、高速かつ高精度の人物特定を行えるのが特徴だ。
今回の取り組みは、治安向上に向けたジョージア国内のプロジェクト「Safe City, Safe Region, Safe Country」の一環として導入されたもので、今後は数千台〜数万台のカメラの追加導入も検討されているという。
顔認証システム「NeoFace Watch」の概要はこちら。
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