8月29日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)を対象地域に配信しました。しかし一部では「通知が届かなかった」といった声も聞こえます。
今回はミサイルでしたが、Jアラートは緊急地震速報や津波警報、気象等の特別警報など、自然災害に関する情報も配信されるものです。自分のデバイスがきちんと受信できるようになっているか、これを機にiPhoneの設定を確認してみましょう。
iPhoneの対応端末と設定方法は?
日本の緊急通報に対応するモデルはiPhone 4s以降。iPhone 4は地震速報と津波警報のみ、iPhone 3GとiPhone 3GSは地震速報のみ受信できます。iPhoneの対応機種であれば、通信事業者は3大キャリア、MVNO回線の区別なく受信可能です。
受信設定の確認方法は、「設定」から「通知」を開き、一番下までスクロール。「緊急地震速報/災害・避難情報」項目の「緊急速報」がオンであればOKです。初期設定ではオンになっていますが、念のためチェックをお忘れなく。
防災情報アプリとの併用も効果的
Jアラートでは現在地の重要な緊急情報を即時に受信できますが、防災情報アプリの併用も効果的です。筆者は今回、ミサイル発射情報の配信対象外地域にいたため、Jアラートは受信しませんでしたが、「Yahoo!防災情報」アプリの通知で最新情報を知ることができました。
このアプリでは現在地に連動した通知以外にも、最大3件まで地域を設定できます。そのため実家などを登録しておくと安心です。
Jアラートは対象地域にいると、マナーモードでもアラームが最大音量で鳴り、バイブレーションとプッシュ通知がなされます。一方アプリでは、マナーモードやおやすみモードがオンの場合、通知音が鳴りません。
また、アプリ自体の通知設定がオフになっている可能性もあります。もし今回通知が届かなかった場合は、どのような設定になっているかを慌てずに確認しましょう。
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