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VRで「ブルートレイン」を再現 「VR戦艦大和」の神田技研が新クラウドファンディング開始
「VR戦艦大和」を作った神田技研が、今度は「VRで鉄道建設」にチャレンジする。
神田技研は10月10日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でVR(仮想現実)空間上に実寸大の鉄道を建設する「VR鉄道建設プロジェクト」の出資受付を開始した。第1弾として、寝台列車(ブルートレイン)を制作する。2万円以上の出資者には、1万7000円以下の全ての出資報酬に加え、E231系電車のVRモデルをプレゼントするという。
VR鉄道建設プロジェクトでは、電車本体のほかにもゼンリンの3Dデータから路線周辺の街並みを再現し、駅や街を自由に歩けるようにする。クロスシートに座ったり横になったりしながら車窓を眺める「運転・車窓モード」や、Mayaやメタセコイアなどの3Dツールで作成した路線・建物データを自由に配置できる「クラフトツール機能」、3Dモデルを縮小表示して楽しむ「鉄道模型モード」、好きな場所から撮影できる「撮影モード」、VRゴーグルがなくても楽しめる「2Dモード」、複数のプレイヤーで楽しめる「マルチプレイ」を実装するという。
神田技研が2014年12月から出資募集を開始し、最終的に545万円を集めた「VR戦艦大和」は、2016年10月に記念艦「三笠」で体験イベントを開催し、12月には「Oculus Rift」向けに、2017年8月には「HTC VIVE」向けに製品版の配信を開始した。
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