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「デスクが狭い!」を解消するデルのビジネスディスプレイ「P」シリーズ

デルがビジネス向けディスプレイ「P」シリーズを刷新。省スペースな新デザインを採用した5モデルを投入した。

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 デルは6月26日、ビジネス向けディスプレイ「P」シリーズの新モデルを発表した。ラインアップは、21.5型モデル「P2219H」、23型モデル「P2319H」、23.8型モデル「P2419H」、27型モデル「P2719H」、USB Type-C搭載23.8型モデル「P2419HC」の5製品。価格は順に2万980円、2万1980円、2万2980円、3万480円、2万7980円(全て税別)。6月27日より順次発売する(P2419HCのみ7月25日発売)。


法人向けディスプレイとして新しいPシリーズを投入

 製品発表会では、Dellでプロダクトマーケティングコンサルタントを務めるビネイ・ジャヤクマール氏が登壇し、新製品の特徴を解説した。同社が独自に行った調査では、フリーアドレスや共有デスクなど新しい形態の働き方が推進される過程で「多くのユーザーは(オフィスの)デスク上のスペースに不満を抱えている」という実態が見えてきたという。このため、新しいPシリーズではワークスペースを最大限活用できるデザインを採用した。


グローバルでのディスプレイ出荷台数は19年連続で首位、と話すビネイ氏

 新デザインの特徴は大きく3つ。まず1つは台座の小型化で、前世代との比較で設置面積を最大23%削減した。2つ目はパネル部分の薄型化。パネルの厚みが24型・27型モデルで15%、22型・23型モデルで最大18%薄くなっている。3つ目は3辺超薄型ベゼルで、マルチディスプレイ環境でもつなぎ目の目立たない映像を表示できる。この他、ケーブルの取り回しが簡単なUSB Type-C搭載モデルも用意した(ノートPCへ最大65Wの電力供給が可能)。


台座の設置面積を最大23%削減

左が新Pシリーズ、右が旧モデル。ベゼルの幅が5.5mm(非表示領域含む)の3辺狭額縁デザインになった

USB Type-Cモデルはケーブル1本で映像表示の他、ノートのPCの充電なども可能

OptiPlex 25周年 「デルのクライアントビジネスは好調」

 なお、1993年に法人向けの専用設計クライアントPCとして登場した「OptiPlex」は、2018年に25周年を迎える。デルクライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部長の田中源太郎氏は、ツールレス筐体や4K対応AIOモデルなど、「業界初」(同社)の製品を投入してきたOptiPlexシリーズの歴史を振り返りつつ、2017年の実績で、ディスプレイ、Thin Client、ワークステーションの出荷台数が世界第1位だったことを紹介し、「PCの出荷台数も21四半期連続でシェアを伸ばしており、勢いがある状況。デルのクライアントビジネスは非常に好調だ」(田中氏)とアピールした。


発表会場には5月に発表された新OptiPlexシリーズが展示されていた

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