タッチパッドがディスプレイ!? ASUSのプレミアムノート「ZenBook Pro 15 UX580」徹底レビュー(2/4 ページ)
「ZenBook Pro 15 UX580」はCore i9を搭載するハイスペックなシステムに独自の「ScreenPad」も内蔵するASUSのフラグシップノートPCだ。じっくりレビューしていこう。
Thunderbolt 3など、先進のインタフェースを装備するが残念な点も
通信機能としては、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LAN、Bluetooth v4.1を装備。本体側面には、Thunderbolt 3(USB 3.1 Gen.2 Type-C兼用)を2ポート備える他、Type-AのUSB 3.1 Gen.2ポートも2基、HDMI、ヘッドフォン・マイク兼用端子を搭載する。また、付属品として、USB接続で有線LANが使えるアダプターが付属する。
メモリカードスロットがフルサイズのSDではなくmicroSD(SDXC対応)である点は少し残念だ。また、液晶ディスプレイの上にあるWebカメラは30万画素と最近の製品では珍しい低画素だが、実際に640×480ピクセルでの記録しかできず、スペックの誤表記ではないようだ。
本格クリエイティブ仕様の液晶ディスプレイ
15.6型の液晶ディスプレイは、3840×2160ピクセルの表示解像度に対応。AdobeRGB比100%、sRGB比132%という広色域をサポート。上下左右170度と視野角も広い。
i1 Display Proを利用した液晶ディスプレイの測定結果は、輝度が369cd/m2、コントラスト比が1687:1で、色域はAdobeRGB比106%、sRGB比143%と公称スペックを上回った。見た目の印象も非常に良く、写真や動画はもちろん、一般的なアプリケーションの表示も精細かつ鮮やかで、プレミアムな使用感を実感できる。
世界的なオーディオブランドharman/kardonのステレオスピーカーを底部に搭載。実際の音の聞こえ方は設置場所に左右されるが、独自のアンプ技術を導入しており、音圧は十分。エンターテインメントコンテンツもしっかり楽しめる。
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