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ついに来た次世代GPU! 「GeForce RTX 2080 Ti」「同2080」の性能を確かめる(4/6 ページ)

新機能は期待できるがコスパは悪い? 「GeForce RTX 2080 Ti」および「GeForce RTX 2080 」の性能をベンチマークテストで明らかにしていこう。

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Far Cry Primal

 RTX 2080は別格といえるフレームレートで、3840×2160ピクセルの「最高」画質で60fpsを余裕で超える。RTX 2080もGTX 1080 Tiを超えており、4K解像度で高画質プレイを狙う方はGTX 1080 TiよりもRTX 2080が狙い目だ。

Far Cry Primalの結果

Shadow of the Tomb Raider(DirectX 12)

 RTX 2080 Tiは、3840×2160ピクセルの「最高」画質でほぼ60fps。最新タイトルだがいきなり4Kでの高画質プレイが楽しめる。なお、「最高」画質プリセットがゲーム中で最も高画質というわけではなく、さらに高画質化できるオプションもある。フルで楽しむなら2560×1440ピクセルか1920×1080ピクセルという選択肢もありだ。

 RTX 2080についてはGTX 1080 Tiに近い。抜いたり抜き返されたりと、設定・解像度ごとさまざまだ。

 RTX 2080は3840×2160ピクセルではGTX 1080 Tiよりもやや上、それ以下の解像度ではGTX 1080 Tiの方が上というやや特殊な傾向が見られた。

Shadow of the Tomb Raiderの結果

Middle-earth: Shadow of War

 RTX 2080は3840×2160ピクセルの「ウルトラ」画質で60fps目前の59fpsに達する。其上でRTX 2080 Tiは余裕の74fpsを記録した。RTX 2080のGTX 1080 Tiに対するアドバンテージが明確なタイトルだ。

Middle-earth: Shadow of Warの結果

Hitman 2016

 DirectX 12とDirectX 11で各解像度を試した。RTX 2080 Tiの大きなリードは他のタイトルと同様。RTX 2080は、DirectX 12の場合はGTX 1080 Tiとほぼ同等、DirectX 11ではリードする。3DMarkにおけるDirectX 11 Fire Strikeの高解像度テスト、DirectX 12 Time Spyの結果とは逆なので、どちらに強いというよりはエンジンなどの違いに左右されるようだ。

Hitman 2016の結果
  • FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

 非常に面白いい結果で、RTX 2080とGTX 1080 Tiが同じくらい。激重タイトルなので、3840×2160ピクセルの「高品質」設定でどこまでスコアが伸ばせるかが見ものだが、RTX 2080 Tiをもってしても5830ポイントで評価は「やや快適」にとどまった。プレイに必要なフレームレート、30fps以上は満たしている印象の映像なので、十分に実用性はある。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの結果

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