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古田雄介のアキバPickUp!:

アキバ自作街を二分したPayPayフィーバー (1/4)

先週のアキバは、新製品以上にPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」による盛り上がりが目立っていた。対応店舗と非対応店舗とで売れ筋に違いが表れるほどの反響をみせている。

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 12月4日にスタートしたスマホ決済サービス「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」は、アキバ自作街にも大きな影響を与えている。

 対応店舗は「4日以降は平日でも週末並みの混み具合です」(TSUKUMO eX.)という状況で、取材時にもPayPay決済でPCパーツを購入するユーザーを多く見かけた。


PayPayの看板を出したソフマップAKIBA 2号店 パソコン総合館の入り口

同じく、PayPayのポスターが貼られたTSUKUMO eX.の入り口

レジ前にPayPayの宣材を並べているオリオスペック

 「普段より1〜2段上のグレードのパーツがよく売れています。PayPayで20%還元されたり、うまくいけば10万円まで全額バックされるということで、思い切って購入する人が多いのかもしれません」(ソフマップAKIBA 2号店 パソコン総合館)とのことで、HDDなら4TBではなく6〜8TB、SSDなら512GB級よりも1TB級が人気になり、品薄になっているという話を方々で耳にしている。Core i9-9900Kの在庫が薄くなったというのもこの流れだ。

 全体の傾向としては、転売目的で大量購入するケースが明らかに少ないという点があるという。TSUKUMO eX.は「一人あたりの還元金額に限りがあるのと、ポイントが使えるまでにタイムラグがあるのが大きいかもしれません。個々人の購買欲を刺激する絶妙な設計になっていて感心します」と話していた。

 一方で、「数十回に1回の全額バックを狙ってか、マシン一式組むのにパーツごとに小分けで買い物する人もいて、レジ前がかなり混雑しています。これを週末にどう乗り切るか頭を悩ませています」(某ショップ)といった声も聞いた。

 こうしたフィーバーの波及効果はPayPay非対応のショップでは見られず、同じアキバでも店内の混み具合には目に見えた差があったが、冷静に受け取る声が多勢だ。ある非対応店舗は「キャッシュバック予算の100億円はかなりハイペースで消費しているようなので、フィーバーも1〜2週間くらいで落ち着くんじゃないかと。まあ、街としてはいい刺激になっていますし、温かく見守っていたいです」と話していた。

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