ギネス認定の“17型モバイルPC”という新提案 「LG gram」2019年モデル
17型液晶ディスプレイを搭載しながら約1340gの軽量スリムボディーを実現したノートPCが登場。
LGエレクトロニクス・ジャパンは1月30日、ノートPC「LG gram」の2019年モデルを発表、2月15日に発売する。見どころは17型液晶ディスプレイを搭載した「17Z990」シリーズだ。
LG gramは、軽量かつコンパクトなボディーを武器に2016年から日本市場に参入、これまで13.3型、14型、15.6型の3ラインアップで展開してきたが、2019年はここに17型モデルを加えている。最大の特徴は同社が「デスクトップモバイル」をうたう約1.34kgの軽量ボディー。17型ノートPCとして世界最軽量のギネス世界記録にも認定されているという。
また、スリムベゼルのディスプレイを採用することで、本体サイズは約380.6(幅)×265.7(奥行き)mmと、15.6型ノートPC並のフットプリントを実現。厚みも約17.4mmとカバンに収まりやすい薄さになっている。シリーズ共通の特徴である頑丈さや長時間駆動も継承しており、外装にマグネシウム合金を採用したボディーはMIL規格に準拠した耐久テストをクリア、バッテリー駆動時間は約22時間だ。
「薄くて軽くて丈夫、充電を気にすることなく使い続けられる安心感が真のモバイルノートPCだと考えている」(同社マーケティングチームの金東建部長)
17Z990シリーズの主なスペックは、下位モデルがCore i5-8265U(1.6GHz、最大3.9GHz)と256GB SSD(SATA)、上位モデルがCore i7-8565U(1.8GHz、最大4.6GHz)と512GB SSD(SATA)で差別化され、8GBメモリは共通。液晶ディスプレイの解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)、インタフェースはmicro SDカードスロット、Thunderbolt 3、USB 3.0×3、ヘッドフォン出力など。液晶上部にWebカメラを、電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵する。ネットワーク機能は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 5.0で、有線LANポートはない(付属のUSB Type-C RJ45変換コネクターを利用する仕様)。
13.3型から15.6型の各モデルも、頑丈設計や長時間駆動および基本システムはほぼ共通しており、上位モデルにCore i7-8565UとThunderbolt 3、下位モデルにCore i5-8265Uを採用した画面サイズ違いの兄弟機。13.3型モデルは重量約965gで72Whの大容量バッテリーを搭載し、約28時間というロングライフバッテリー駆動時間を実現しているのが目を引く。なお、17型と15.6型はダークシルバーのみ、14型と13.3型はダークシルバーの他、ホワイトのカラーバリエーションもある。
予想実売価格は、17型の上位モデル「17Z990-VA76J」が21万5880円前後、下位モデルの「17Z990-VA66J」が18万4880円前後、15.6型「15Z990」シリーズが16万2880円前後から、14型「14X990」シリーズが15万2880円前後から、13.3型「13Z990」シリーズが14万6880円から(全て税別)。
ニュース解説番組「NEWS TV」で記事をピックアップ
ITmedia NEWS編集部がYouTubeでお届けするライブ番組「ITmedia NEWS TV」で、この記事を取り上げています。ぜひ視聴・チャンネル登録をお願いします。
関連記事
- LGエレ、薄型軽量ノート「LG gram」を刷新 第8世代Core採用
LGエレクトロニクス・ジャパンは、同社製ノートPC「LG gram」シリーズの新モデル計9製品を発売する。 - 薄型軽量PC「LG gram」に新モデル登場 3月10日発売
LGの薄型ノートPC「LG gram」に、第7世代Core iプロセッサ搭載の新モデルが登場する。15.6型モデルに加え、13.3型モデルと14型モデルを新たに加え、より幅広いニーズに応える。 - LG、軽量薄型15.6型ノート「LG gram」に数量限定の新カラーモデルを追加
LGエレクトロニクス・ジャパンは、同社製15.6型ノートPC「LG gram」のラインアップに新色“ニューゴールド”モデルを追加した。 - 達人レビュアーが選んだ2016年のイチオシPC
2016年も多くのPCや2in1が登場し、注目製品をじっくりレビューしてきた。その中でも印象深いモデルを選出していこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.