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枯渇するCore i5の救世主になるか GPUなし「Core i5-9400F」の評判は?古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

2018年秋から枯渇が常態化している、ミドルレンジ以下のIntel製CPUの需要を埋める期待を背負い、税込み2万円台前半の価格で「Core i5-9400F」が登場した。

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 「売り切れ」の札がずらりと並ぶIntel製CPUの価格表に、先週から新しいラインアップが加わっている。「Core i5-9400F」で、税込み2万4000円弱としているショップが多い。在庫は潤沢とはいかないまでも、「まずまずの数量」(TSUKUMO eX.)が入っている様子だ。


Intel「Core i5-9400F」

パソコンSHOPアークの価格表

 Core i5-9400Fは第9世代Core iシリーズに属するモデルで、6コア・6スレッド構成となっている。標準クロック2.6GHz、ブースト最大4.1GHz。TDPは65Wとなり、GPUは内蔵していないのが特徴だ。

 入荷したショップはおおむね好意的に評価している。パソコンSHOPアークは「GPUなしとはいえ、(6コア・6スレッド構成最安で、長らく品薄な)Core i5-8400よりも数千円安いですからね。i5クラスならグラフィックスカードをセットで使う方が多いですし、穴を埋めてくれるんじゃないかと思います」と話していた。

 実際、Core i5-8400を求める人は多く、一部のショップでは他のパーツとの同時購入を条件にバルク品を売り出すなどの措置をとっているところもある。あるショップからは「今さら8000番台の量産はできないから、9000番台の下位が充実するまでどうにかつなぐつもりなのでしょう」と距離を置いたコメントも聞かれた。


パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のツイート。i5-8400やi7-8700のバルク品がラインアップされている

 なお、Intelは末尾Fの第9世代Coreシリーズの発売を記念して、ゲームの購入プラットフォーム「Steam」の1000円分ウォレットを毎月先着300人にプレゼントするキャンペーンを展開している。期間は4月30日までだ。

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