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これぞ高根の花 「Xeon W」が使える20万円のROGマザーがデビュー(2/4 ページ)

40万円弱のアンロックCPUに7万円の専用水冷クーラー、CPUの性能をフルに引き出せる20万円マザーが登場。趣味方面では久方ぶりの突出具合だが、各ショップで順調に売れている様子だ。

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Ryzen向けTUFマザー「TUF B450M-PRO GAMING」も順調デビュー

 ASUSTeKの新しいマザーボードとしては、B450チップセット搭載のmicro ATXモデル「TUF B450M-PRO GAMING」も順調な滑り出しをみせている。高耐久パーツを採用したTUFシリーズに属し、グラフィックスカードを保護する「SafeSlot」や、静電気からコネクターを保護する「ESDガード」を採用するなど、シリーズ共通の付加価値があるのがポイントだ。税込み価格は1万2000円強。

 2018年7月末に登場した「TUF B450M-PLUS GAMING」の改良版ともいえる仕様で、CPU周りの給電回路やサウンドチップが強化されている。パソコンSHOPアークは「安定人気のシリーズですし、普通にヒットしてくれると思います」と話していた。


ASUSTeK「TUF B450M-PRO GAMING」

ATXサイズのTUFマザー「TUF B450-PLUS GAMING」もRyzen向けマザーの人気上位にある。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店で撮影

 好調の背景には、Ryzen自体の需要増があるとの声も聞く。TSUKUMO eX.は「第2世代Ryzenは月半ばに値下げしてからかなり順調に売れています。Intelに並びそうな勢いがありますね。評価が定まっているのと、やはりミドルレンジ以下のラインアップが潤沢にあるのがあるでしょうね」と話す。

 一方で、「むしろCore i7やi9の売れ行きがアップしてIntel人気がさらに高まっている感があります」(ドスパラ秋葉原本店)との声もあり、ショップによってトレンドはまちまちの様子。ただ、本来主流となるはずのIntelミドルレンジ以下が相変わらず品薄で、その需要が他に流れている構図はどこも共通している。

TSUKUMO eX.のRyzenとCore i価格表

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