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コラム

最年長参加者が組み立てたLet's noteは無事起動したのか小学生〜高校生向けイベントに特別参戦(1/5 ページ)

毎年夏休みに、パナソニックが自社工場で行っているLet's noteの組み立てイベント「手づくりレッツノート工房 2019」。50組の親子に交じって飛び入り参加をした編集者の行方は……。

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 2019年で19回目を迎える、Let's noteの組み立て教室「手づくりレッツノート工房 2019」。毎年、夏休みに入ると小学4年生〜高校3年生(9歳以上18歳以下)を対象に、兵庫県神戸市の西神工業団地内にある神戸工場で実施されている。

 イベントの概要は別記事を参照してもらうとして、ここではメインとなるLet's noteの組み立てについて細かく見ていこう。

→・“元祖”と“完全国内生産”の自信に裏打ちされた「手づくり工房 2019」で感じたLet's noteのプライド

Let's note
西神工業団地内にある神戸工場。ここでLet's noteが生産されている

「Let's note CF-SV8」が半額で手に入る!?

 この工房で組み立てるPCは、12.1型液晶ディスプレイとDVDスーパーマルチドライブを内蔵した「Let's note CF-SV8」シリーズだ。パナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store」で扱われているシルバーモデル(CF-SV8SRJQPと同等品)、ブラックモデル(CF-SV8SSJQPと同等品)をベースに、細かな部分で違いがある。

 具体的には、メモリが16GB、ストレージのSSDが256GB、バッテリーパックは小型のS固定となり、OfficeのプリインストールやLTEの内蔵は選択できない。また、OSはWindows 10 Homeとなり、保証期間は工房特別の1年となる。

 その分、価格は工場見学代(付き添いの人は電池工場見学付き)とお昼の飲食代込みで16万円ポッキリと、憧れのLet's note(ほぼ同等品の直販価格が32万円)が10万円台で手に入るのだから、子供たちだけでなく心が動く親御さんも多いのではないだろうか。

Let's note
組み立て工房で作るのは、光学ドライブを内蔵した「Let's note CF-SV8」だ。基本スペックはほぼ固定だが、ボディーやホイールのカラー、天板の柄などは好みのものを選べる

 参加者は事前の講習を経て、パーツが用意された工房に入る。年齢別に場所はあらかじめ決まっており、50組の参加者に対して25人の先生役(工場のメンバー)が配置されている。

Let's note
最初にエプロンとアースバンドを身につける
Let's note
組み立て会場では、青いシャツを着た工場メンバーが先生役を務める

 さぁ、早速取材に勇んだところ、「アイティメディアさん、こちらにどうぞ」と係の人に呼びかけられ、会場の端に向かう。すると、そこには「アイティメディアさん」という札がかけられた作業スペースが用意されていた。

 日頃は撮影やレビュー記事の作成でPCを分解する機会が多いが、ここは腹を据えて組み立て工程に参戦するしかあるまい。何せ会社の看板がかかった一戦だ(大げさ)。

Let's note
そこには「アイティメディアさん」と書かれた作業スペースが会場の端に用意されていた
およそ1時間45分かけて組み立てた「Let's note CF-SV8」。左が先生で、手厚いサポートで最後まで導いてくれた

 組み立てるのはいいが、実際の手順はどうなのだろうか。そして、先生との相性はどうなのだろうかといった余計な心配が頭をよぎる。

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