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ちょい悪ゲーミングPC「Predator Triton 500」と「うちの子(RTX 2060)」を戦わせた結果(4/4 ページ)

日本エイサーの「Predator Triton 500」は、NVIDIAの「Max-Q Design」を採用した薄型ゲーミングノートPC。こいつの「GeForce RTX 2070」搭載モデルを試す機会を得た筆者は、愛機である「GeForce RTX 2060」搭載ノートPCと力比べをしてみることにしたのである。

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FF14ベンチとFF15ベンチ:Predator Triton 500(弟)の完勝

 続いて、「ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下「FF14ベンチ」、先ほども登場したFF15ベンチで勝負をしてみる。どちらも負荷の軽いものから重いものまで一通りチェックしてみた。

 結論からいうと、どちらのアプリも負荷の軽重を問わずPredator Triton 500(弟)の勝ちだった。特に、GPU負荷のより大きい「高品質」「最高品質」では、GPUの実力差が如実に表れた。

 やっぱり、「つよいGPU」は間違いなく偉いのである。

FF14ベンチ
FF14ベンチの結果
FF15ベンチ
FF15ベンチの結果

PUBGとフォーナイト:Predator Triton 500(弟)の圧勝

 最後に、PUBGとフォーナイトを実際にプレイして、フレームレートの変化を測定してみた。PUBGは、意外と重たいゲームなのだ。

 フレームレートの測定には「Fraps」を利用した。3分間の計測を複数回繰り返した後のデータを平均化し、「最大値」「平均値」「最小値」を算出した。

 Predator Triton 500(弟)は、最高画質となる「ウルトラ」でも平均で96fpsを記録。十分すぎる体験を得られることが分かった。フォートナイトに至っては、「高画質」でも平均145fps。ディスプレイのリフレッシュレートを超える描画を実現している。

PUBGの結果(うちの子)
うちの子におけるPUBGのフレームレート
PUBGの結果(Predator Triton 500(弟))
Predator Triton 500(弟)におけるPUBGのフレームレート

価格も落ち着いてきたPredetor Triton 500(弟)は買い!

 さて、うちの子とPredetor Triton 500(弟)を比較してみたわけだが、結果はもちろんうちの子の完敗。GeForce RTX 2070 with Max-Q Designの実力は大したものだ。

 Predetor Triton 500で特に気に入ったのは、GPUのオーバークロックが簡単にできる機能。「ちょっと重いかな?」と感じた場合はTURBOボタンでとても手軽にオーバークロックできる。

 また、2019年8月の発売当初は32万円(税別)だった価格も、今ではずいぶんと落ち着いてきており、2019年11月に入ってからは26万円台という価格となっているので買いやすい。

 薄型で持ち運びも可能な、高性能なゲーミングノートPCがほしいのであれば、Predetor Triton 500は買いだろう。

TURBOキー
TURBOキーはやはり便利
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