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俺の魂を見てくれ! 「ThinkPadオリジナル弁当箱」に“夢”をぎっちり詰め込んでみた(1/2 ページ)

レノボのノートPC「ThinkPad」のデザインは、松花堂弁当に着想を得たものである。それにちなんだ「ThinkPadオリジナル弁当箱」のサンプル品を入手した筆者は、実際に弁当を作ってみることに。

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 レノボのノートPC「ThinkPad(シンクパッド)」は、1992年に日本IBMの大和事業所(当時)から世に送り出された。それ以来、一部の例外を除き、日本国内の事業所(研究所)がThinkPadの開発を主導している。ある意味で“日本発”の世界ブランドだ。

 ThinkPadは、そのデザインも日本発といえる。初代ThinkPadたる「ThinkPad 700C」(日本では「PS/55note C52 486SLC」として発売)のデザインは、松花堂弁当(Japanese Bento Box)に着想を得たもので(参考記事)、現在のThinkPadに至るまで貫かれている。

 黒い箱を開けると、色鮮やかな世界が広がる――そんなThinkPadの哲学の1つを体現するグッズが、先日抽選で270人に贈呈された「ThinkPadオリジナル弁当箱」だ。

 ITmedia PC USER編集部は、そのサンプル品を入手した。ここに、そのレビューをお伝えする。

ThinkPad 701C
1992年に発売された「ThinkPad 700C」。日本ではThinkPadブランドを表に出さず「PS/55note C52 486SLC」として販売された
ThinkPadオリジナル弁当箱
レノボ・ジャパンのTwitterキャンペーンで270人にプレゼントされた「ThinkPadオリジナル弁当箱」(撮影:矢野渉)

上質感あふれる塗装 電子レンジもOK

 ThinkPadオリジナル弁当箱は、HAKOYA(ハコヤ)ブランドでさまざまな弁当箱を作っている「たつみや」(石川県加賀市)が手がけたものだ。

 ベースとなっているのは同社の合成漆器弁当箱「一段ランチM」(税込み直販価格2200円)で、カラーが通常の「栃木目」からThinkPadをモチーフとした「マットブラック」に変更されている。ふたにThinkPadロゴが印字されていることもあり、「小さくてちょっと分厚いThinkPadだなぁ」という見た目である。

 なお、塗装や印刷は1個1個手作業で行っているため、個体によって微妙な色の差異が出る可能性があるという。

ランチバンド
外観は「小さくてちょっと分厚いThinkPad」という印象。ブラックのランチバンドも付属する(撮影:矢野渉)

 容量は約800mLで、男性向けと考えるとやや少なめ、女性向けと考えるとやや多めな印象だ。ある意味で「ユニセックス」な弁当箱ともいえる。電子レンジでの加温や食洗機での洗浄にも対応しており、利便性は良好だ。

 本体にはランチバンド(ゴムバンド)、中子(中仕切り)が付属する。シリコンパッキンは着脱可能で、届いた際にはふたにあらかじめ装着されている。シリコンパッキンが破損したり劣化した場合は、HAKOYAの直販サイトでスペアパーツを購入できる(税込み330円)。

中身
弁当箱本体の容量は約800mLで、中子の容量は約250mLとなる(撮影:矢野渉)
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